ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

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オックスフォードミステリー ルイス警部 S6 Ep2「女の自立と恋」

Lewis The Complete Collection Series1-7 (オックスフォードミステリー ルイス警部 シリーズ1-7 コンプリートボックス)[PAL-UK]

↑ PAL/NTSC互換機能のないDVDプレイヤーでは再生できません。

早く日本版(字幕付)DVD出してください〜!

 

本国では2012年に放送された“Lewis” S6, Ep2 “Generation of Vipers
ネタバレ込でちょこっと感想を

【ストーリー】
「女の自立」の著者、英文学教授ミランダの死体が自室で発見される。
状況から自殺かと思われたが、殺人を疑うルイスが捜査を進めるうちに、
お見合いサイトに登録したミランダの自己紹介ビデオが、動画投稿サイトに流出していた事が判明する。

なんだか、邦題がひどすぎませんか〜?(笑)

今回、ハサウェイいわく“犯人と格闘する捜査”から始まります。
このルイス&ハサウェイが犯人を取り押さえる瞬間がTVで流れ、それを見るルイスの表情が笑える〜!
ケヴィン・ウェイトリー(Kevin Whately)が時折みせるこの、“庶民派オヤジのニヤケ顔”が好きです。

さて一方のハサウェイは、事件と関係してそうなバーカー社でバイトするブライオニーに捜査に協力するよう持ちかけます。
しかし、そのせいで彼女は殺害されてしまいます。

この展開を見て思いました「またか、ハサウェイ!」
以前にも被害者の父親に容疑者の名前をもらしたり、容疑者の一人と付き合ったり、被害者と関係する自分の情報を隠したりしてましたが。

基本的に頭が切れて誠実だからな〜んか許されるけど、実はなかなかやらかしてくれるのですよね、彼。
何か情報をつかんだ場合は慎重に振る舞うよう、ちゃんとブライオニーに釘をさしておかなきゃ!
まぁドラマの展開としては、彼女が殺される必要があったんでしょうが。

劇中で度々登場するシェークスピアの「トロイラスとクレシダ」と同様、
恋人の不実を呪う男デヴィット・コネリー役はトビー・スティーブンス(Toby Stephens)、目元がお母さんのマギー・スミスにそっくりですね。

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ミランダ役のジュリー・コックス(Julie Cox)とは、名探偵ポアロ「五匹の子豚」でも共演してました。
殺されたミランダが実は潔白だったと知り怒り心頭のデヴィットでしたが、愛する人を信じなかった彼自身が一番の悪者に見えたのは私だけですか?

 

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ところで今回、DI Peterson(左端)↑ はいきなりの登場でした。
ローラがロビーを呼び出したパブのシーンも、空気を読まずすごいお邪魔虫だったけど、彼女(ホブソン)にちょっかい出すのはやめて欲しいわ〜
最後まで見ても、パターソンが登場した意味がよくわからなかった(笑)

ちなみに、セバスチャン役のエドワード・フォックス(Freddie Fox)は、ローレンス・フォックス(Laurence Fox)の従兄弟(エミリア・フォックスの弟)みたいです。
「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(The Three Musketeers)ではルイ13世役だった彼です。
今回は、生意気で憎たらしい若者の感じがよく出てましたね。

それと、Ep1でハサウェイとちょっと良い雰囲気だった植物園のリヴ、あれっきり登場しないのが残念です。

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Ep1 “The Soul of Genius” は、ハサウェイのリヴに対する態度が初々しくて、すごく可愛かったのにね。

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ハサウェイ(ローレンス)の髪が、また短いバージョンに戻ってますね。

次シリーズ(7)からは1回の放送枠が45分に変更され、1つのストーリーを45min×2回に分け放送していたようです。
日本(AXNミステリー)では2回分を続けて放送してもらえるんですよね?!  ねっ!
「次回に続く」とか待てないんで、これまで通りの枠で一挙放送をお願いしますよ!

 

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