ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

俺たちダンクシューター

俺たちダンクシューター [DVD]

監督:ケント・オルターマン
(2008年 アメリカ)
原題:SEMI-PRO

【ストーリー】
1970年代、アメリカのプロバスケットボールリーグ“ABA”は、
ルール無視のハチャメチャな試合で観客を呼んでいた。
オーナー、監督、選手の3役をこなすジャッキー・ムーン(ウィル・フェレル)のチーム
“フリント・トロピックス”は万年最下位。ところが、上位4チームがNBAに吸収され、
ABAリーグは解散することになり・・・(シネマトゥデイより転記させていただきました)。

アンカーマン、フィギアスケーターと続き、邦題「俺たち〜」シリーズの第三弾は
バスケットプレーヤーなんです。
これって、身長190センチの大男W.フェレルにはピッタリのキャスティングかも。
レオタード姿でスケートリンクに立つ姿はちょっとキモすぎたけど、
今回は適度にダサくてイイ感じ。

それでもオープニングから、メロウなディスコミュージック(歌詞のバカバカしいこと!)を
歌い上げるジャッキー・ムーンはけっこうキモかったですぅ。いつものパターンで
自己顕示欲の強い勘違い男になりきってます。それにしても、歌も上手いし声もいいし、
エンドロールで聞く頃にはすっかりこの曲が脳にインプットされてしまいました。
まあ、「ラヴ・ミー・セクシー」(なんておバカな題名!)はさておき、
70年代のファンキーな音楽が目白押し(大好きな「スライ・アンド・ザ・ファミリー・
ストーン」も!)で、「ソウルトレイン」世代には(そうでない人にも)
ゴキゲンなのであります。
W.フェレルのセクシー!(?)な声もいいし、サントラ買っちゃおうかなぁ。

今回のキャスティングで注目したいのは、ノーカントリーのおかしな殺し屋役が
記憶に新しいウディ・ハレルソン。この人本当にバスケがめちゃうまらしいんですが、
今回はちょっとカッコイイ役をやってます(とはいってもなぁんかイカサマ師っぽい
雰囲気があるんですよね、私はそこが好きなんですけど)。

その他にも「俺たちフィギアスケーター」のウィル・アーネットや、
ドラマERでお馴染みのモーラ・ティアニー等、個性的な面々が脇を固めていて、
W.フェレル主演作品では「エルフ」と同じかそれ以上に好きかも。
(本当は「メリンダとメリンダ」みたいなフツーの役のW.フェレルが一番すきだぁ!)

とっぴょうしも無い笑いっていうんじゃなくて、地味ながらもクスクス笑える
(アイラインのエピソードは爆笑したけど!)所が、結構お気に入り。

梅田ブルク7にて観賞。

映画「俺たちダンクシューター」オリジナル・サウンドトラック

映画「俺たちダンクシューター」オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ,スライ&ザ・ファミリー・ストーン,ジ・オハイオ・プレイヤーズ,カーティス・メイフィールド,イライジャ・ケリー,ジャッキー・ムーン,ザ・ブラザーズ・ジョンソン,ラベル,ウォー,ジーン・ナイト,ロニー・ロウズ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2008/08/06
  • メディア: CD
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