公式サイト:http://www.ny-love.jp/
監督:チアン・ウェン、ミーラー・ナーイル、岩井俊二、イヴァン・アタル、ブレット・ラトナー、
アレン・ヒューズ、シェカール・カプール、ナタリー・ポートマン、ファティ・アキン、
ジョシュア・マーストン、ランディ・バルスマイヤー
製作:エマニュエル・ベンビイ、マリーナ・グラシック
(2009年 アメリカ)
【ストーリー】
摩天楼がそびえ立ち、大勢の人々が行き交う活気に満ちている街ニューヨーク。
この眠らない大都会では、今日も無数の出会いが生まれ、愛のドラマが繰り広げられていた。
そんな中、スリの青年ベン(ヘイデン・クリステンセン)は、チャイナタウンで目にした
女性モリー(レイチェル・ビルソン)に心惹(ひ)かれるが……。
(シネマトゥデイより転記させていただきました)
パリ、ジュテーム から ニューヨーク、アイラブユー へ
オムニバスではないんですね。短いストーリーの間には繋がりがあって。
こういう作品は観る前からウキウキしてしまう。そしてやっぱり楽しい。
ニューヨークが舞台というだけあって、都会的でエスプリのきいた作品が目に付きました。
スリのお話や、イヴァン・アタルのタバコの火をきっかけに始まる男女の話(2話)等。
岩井俊二作品では、だらしのないオーランド・ブルームを見ることができるし宮崎アニメまで登場する。
ナタリー・ポートマンの作品ではカルロス・アコスタのしなやかな肉体に目を奪われ、
ブレット・ラトナー作品のジェームズ・カーンとアントン・イェルチンのやりとりに笑いを誘われる。
他にも、幻想的で想像力をかきたてられる5番街のホテルの話や、老夫婦の会話が楽しい話など、
どの作品も楽しめたし、話の中で別のエピソードの主人公が登場する構成も面白い。
「パリ、ジュテーム」ではハッとさせられた作品もある反面、ちょと???なものも1〜2個あったような。
今回のニューヨーク版は、特別印象に残る話はないものの、私的にはハズレもなかったなぁ。
残念だったのは、パンフレットの出来。
「パリ、ジュテーム」のパンフはお洒落で可愛かったのになぁ。
そういうセンスまでも求めるのは、ちょっと贅沢なんでしょうか。
そういえば、最初に出てきたタクシーの乗客二人って誰やったっけ?
梅田ガーテンシネマにて鑑賞。