公式サイト:http://www.side-effects.jp/
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
製作・脚本:スコット・Z・バーンズ
共同製作・テクニカルアドバイザー:サシャ・バーディ博士
(2012年 アメリカ製作 106分)
原題:SIDE EFFECTS
※ネタバレ含みます
【ストーリー】
あらゆる情報が行き交う都市ニューヨーク。28歳のエミリー(ルーニー・マーラ)は
最愛の夫マーティン(チャニング・テイタム)をインサイダー取引の罪で収監され、
幸福の絶頂から絶望のどん底に突き落とされる。
その数奇な人生はマーティンの出所により好転するかと思われたが、
夫の不在中にうつ病を再発させていたエミリーは自殺未遂を犯してしまう。
(公式サイトより転記させていただきました)
先日行われた第65回エミー賞授賞式で、ミニシリーズ/テレビムービー部門の
作品賞、監督賞、主演男優賞を受賞したのが記憶に新しい、ソダーバーグ監督の
“Behind the Candelabra”(カンヌではパルム・ドッグ賞も受賞したらしい)
公式サイト:http://liberace.jp/
こちらは日本で11月から(地域により差があるかもしれません)映画館で
上映されるようですね。マット・デイモンの見た目がキワモノっぽい(笑)
今作品では夫マーティンを演じたチャニング・テイタム主演の
「マジック・マイク」は、マッチョな男性だらけのヴィジュアルに
苦手意識を感じてしまいスルーしてしまいました。が、
引退表明をしたソダーバーグ作品はやっぱり気になります。
さて、映画としてはソダーバーグ最後の作品になるかもしれない今作品、
ルーニー・マーラの魅力が光ってました。
「ドラゴン・タトゥーの女」(2011年アメリカ)では好演していたものの
スウィーデン版のリスベット役ノオミ・ラパスと比べてしまうと
どうしも迫力不足というかスゴミが足りないような気もしていました。
逆に今回は、彼女の持つ繊細さや可愛らしさが良い方に作用したというか、
震えている小動物的な雰囲気を装ってる感じが、ドンピシャにはまっていた。
サスペンスとしては、比較的想像しやすい結末というか、
そんなに凝ったプロットでもない感じなので、平均的という印象ですが、
ちゃんと溜飲を下げるラストには好感もてます。
TOHOシネマズ梅田 にて鑑賞。