この季節、ブルー系の花は清々しくて少しだけ涼しさを感じさせてくれる気がします
映画を見たついでに必ず寄るのが、新梅田シティの新・里山エリアです
希望の壁の緑が濃くて、白い花が映えます
続きを読むみなさ〜ん、歩きスマホはやめましょう!
とはいえ、毎日母の所へ通う私のちょっとした楽しみになっているコレ
ブルッときたら、道の端などじゃまにならない場所に寄ってポケモンを捕獲してます
駅からの道すがら軒先に咲く季節の花々には、もっと心和まされますが
それから最近、電車の中で読むのが楽しみだったのがこの本
友人と恒例になってる読書会の課題図書なのですが、面白かった〜!
毎日電車に乗るのが待ち遠しかった程ですが、読み終わってしまって残念!
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一年の半分が、早くも過ぎましたね
明日からまた新たな気持ちで、頑張りたいと思います
先日、大阪府民の森、ぬかた園地のあじさい園に行ってきました
ハート型の紫陽花の前には、女子が群がってましたよ〜
以前こちらを訪れた際は激しい土砂降りに合い、雷も恐いので花も見ずに逃げ帰ったので、今回はそのリベンジです
額田駅からゆっくりと山道を歩き、1時間半〜2時間位かかりました
見応えありますよ〜 30数品種2万5千株以上とのこと
女子力の高いピンクの紫陽花 なんだか乙女だわ〜
白い紫陽花も清楚ですね
けど、やっぱりブルー系の紫陽花が一番好きだ!
奈良・長谷寺の紫陽花は種類が豊富で見応えあったけど、こちらは道幅もゆとりがあって山の中の自然と一体感があるのが魅力だと思います。
一緒に行った友人は、花の前に駆け寄っては「可愛い!」を連呼してた(笑)
最近あちこちで、コバノランタナを見かけます
可愛い
今日は梅雨の中休み、晴れていても比較的過ごしやすい一日でした
梅田スカイビル前の花壇は、夏の花が涼しげに咲いていてホッとします
都会にこそ、花と緑が必要ですね
そういえば、梅北ヤードに森を作る話はどうなったんかな〜?
公式サイト:http://danchi-movie.com/
※音声が出ますのでご注意ください
脚本・監督:阪本順治
製作総指揮:木下直哉
プロデューサー:武部由実子、菅野和佳奈
音楽:安川午朗
(2016年 日本 103分)
※ネタバレを含みます
【ストーリー】
大阪近郊にある、古ぼけた団地。
昭和の面影を残すその一角で、山下ヒナ子(藤山直美)は、夫で元漢方薬局店主の清治(岸部一徳)とひっそりと暮らしていた。
(公式サイトより転記させていただきました)
期待以上に大笑い!
斎藤工が演じる不思議な男、真城(シンジョウ)の「ごぶがりです」から笑いが止まらない〜
劇場がこれほど爆笑に包まれる映画も、なかなか珍しいと思います
阪本監督と藤山さんがタッグを組んだ「顔」(2000年)も面白かったけど、やっぱり「怖い映画」という印象でした。凄みがあるというか。
それに比べると、もっと軽い印象です。
人間の哀しい部分も描きつつ、とにかく笑いの比重が高い
監督、かなりネタ帳に書き溜めたんちゃう?と思いました
結構ベタな笑いですが、「川の底からこんにちは」に通じるような突き抜けたバカバカしさもあります
特に、藤山さんと岸部さんの掛け合いの間は、ベテラン漫才コンビそのものですね(笑)
漢方薬を練り込む作業のシーンでは、二人の動きがシンクロしてて、最高に可笑しい!
斎藤工さんというキャスティングも意外性があって良かった
この方、声がめちゃくちゃ色っぽい人だと思うので、逆に叙情的でないキャラクターを演じたのが面白かったのかもしれません
そして、終着点の意外性にびっくり!
こんな荒唐無稽な話でもなんとなく許せてしまうのは、監督のお茶目な部分が全面に感じられたからでしょうか
先日放送された、NHK「SWITCHインタビュー 達人達」での香川照之さん×藤山直美さんの対談も興味深いものでした
ですが、芝居を通しその名人芸の一部分を感じられるようなこの映画は、もっと面白いと思います
石橋蓮司さんも出てるしね!
シネ・リーブル梅田にて鑑賞
【類似する映画の記事】
暑かった先月に比べ、6月は少し涼しい滑り出しになりました
家から一番近い緑地、中之島公園のバラもそろそろ終わり
八重咲きのイザヨイバラ(Rosa roxburghii)
イングリッシュローズのアルンウイック・キャッスル
同じくバター・カップ
ポリアンサ系のザ・フェアリー
真ん中の小さなつぼみ、めちゃくちゃ可愛い (*^.^*)
道の両側のつる薔薇は、残念ながら終わってました
この道を左に曲がると、東洋陶磁美術館があります
特別展「没後100年 宮川香山」が7月31日まで開催中
「一般1,200円」という値段にちょっとくじけました
市民は65歳以上になったら無料なんですけど。。。。
それまでは、生き抜くゾッ!
公式サイト:http://kamisama.asmik-ace.co.jp/
※音声が出ますのでご注意ください
監督・脚本:ジャコ・ヴァン・ドルマル
脚本:トーマス・グンズィグ
音楽:アン・ピエルレ
撮影:クリストフ・ボーカルヌ
(2015年 ベルギー/フランス/ルクセンブルグ 114分)
原題:LE TOUT NOUVEAU TESTAMENT
※ネタバレを含みます
【ストーリー】
神様(ブノワ・ポールヴールド)はブリュッセルのアパートに家族と一緒に住んでいて、パソコンでいたずらに世界を支配している。
ある日、神様の娘10歳のエア(ピリ・グロワーヌ)は人間に運命を縛られずに生きてほしいと思って、神様のパソコンから人々に余命を知らせるメールを送ったから、さあ大変!
(公式サイトより転記させていただきました)
先日観た「孤独のススメ」に引き続き、またしてもヘンテコな世界に心奪われました ♪
詩的な映像とはうらはらにブラックな笑いが盛り込まれ、キリスト教社会では結構あぶない映画かも、などと思います
「神様」はなんと、小汚いDVオヤジだったー
という一見荒唐無稽な設定ですが、ある意味すんなり納得できます
というのも、唯一絶対的な存在の神を信じること自体、すごい不自由な事なんじゃないかな〜と、私が普段から思ってるからなのですが
だから、あの気分次第で人間達の運命を弄ぶ暴君のような神もありえるなと思うわけです
そんなオヤジはさておき、娘であるエアの美しさと底知れぬパワーに癒されます
日本版のポスターがエアを中心に置いたモノなのは、当然といえばトーゼンですね
神役のブノワ・ポールヴールドは日本では知名度低いし、オヤジ一人のポスターで観客を呼び込めないというのが本当の所だと思いますが
それにしても、ドルマル監督の映画が大手シネコンで上映されてるのはちょっと不思議です
母役のヨランド・モローは、フワフワした感じが「セラフィーヌの庭」(2008年)の延長みたいです
ただ、この優しい女神にまかせておくと重力さえなくなってしまいますから、采配はエアに任せたいところですが(笑)
マルティーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)とゴリラが一目で恋に落ちるあたり、ゴリラ好き女子の方達ならまさに「妄想が映像化された!」と感じられるかもしれませんね。
そんな、どーでもいいようなエピソードの積み重ねですが、この可愛さ&清々しさはなんだろうな〜
ダメ神オヤジが人間界で散々な目に合うのも、笑えると同時にちょっとスッキリする
監督の前作「ミスター・ノーバディ」(2009年)は刺激的&その面白さにしばらく引きずられたけど、今回はもっと単純に楽しめる作品だと思います
そうそう、ジャン=クロード・ヴァン・ダムはベルギー出身だったんですね
TOHOシネマズ梅田にて鑑賞
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まだ5月だというのに、毎日汗だくです(私だけ?)
本格的に暑くなる前に、伊吹山に行ってきました
山頂の風は、冷たくて気持ちよかったです
これからは意識的に水分摂取して、熱中症に気をつけたいと思います!
続きを読む公式サイト:http://kodokunosusume.com/
※音声が出ますのでご注意ください
監督・脚本:ディーデリク・エビンゲ
製作:ハイス・ファン・デ・ウェステラーケン
ラインプロデューサー:マヌー・ハーツサーカー
プロダクションマネージャー:サスキア・ファン・デア・タス
編集VPRO:ヨースト・デ・ウルフ
撮影監督:デニス・ウィーラート
編集:マイケル・レイヒワイン
音響デザイン:ヒール・ファン・ヘローフェン
美術:エルザ・クローネンベルフ
アソシエイトプロデューサー:VPRO
(2013年 オランダ制作 86分)
原題:MATTERHORN
※ネタバレを含みます。結末に触れていますので、ご注意ください
【ストーリー】
オランダの田舎町、単調で振り子のような毎日を生きる男やもめのフレッド(トン・カス)。人づきあいを避けひっそりと生活していた彼の元に、ある日突然、言葉も過去も持たない男テオ(ルネ・ファント・ホフ)が現れる。
(公式サイトより転記させていただきました)
「この映画は、孤独と友情、そして解放を描く笑いと涙の物語です」
監督のこのメッセージ ↑ が全てを語ってるので、これ以上の説明は必要ないかも。。。。
ですが、私なりにちょっと補足してみます
最初、信心深い人達が住む保守的な村のフレッドが、見知らぬ男を自宅に住まわせる展開が、結構唐突でした
仕方なしにというよりは、この男・テオ相手にサッカーボールを蹴る当たり、彼を喜んで迎え入れてるのでは?と思わせます
最初はただのホームレスと思われたテオは、実は子供の様な心を持っていて、その行動が予測できない人物だという事がわかってきます
テオの羊の鳴き真似がきっけで、二人は子供向けの見せ物を披露する事に
これがまた見ていられないクオリティで苦笑してしまいますが、テオは何故か子供受けが良いみたいなのです
いや、私から見たらただの頭のおかしな人なんですが(笑)
やがて、フレッドにとってテオは無くてはならない存在になります
そんな二人の関係に嫉妬するのは、近所に住む、これまた違う意味で孤独なカンプスです
この方、悲哀を感じさせると同時にどこか滑稽な人物像でした
後半、テオの特殊な事情が判明したり、意外な二人が結婚式を挙げたりと、やっぱり予想できないヘンテコな展開になっていきます
しかし、このヘンテコになぜか心揺さぶられるのです
フレッドが近所のいじめっ子の言葉に異常に反応した理由も、明らかになります
それにしても、首を絞めた子供の親から訴えられるんじゃないけと、内心ヒヤヒヤしましたよ〜
ラスト、映画のタイトルでもあるマッターホルンを背景に流れる This Is My Life を聴きながら、目頭が熱くなるこの盛り上がりは何なんでしょうね〜
おかしな物語。。。と思って見ているうちに何故か最後は感動させられるんだから、たいしたもんです!
「自分自身を解放し、自由に生きる」 そんな事を考え直すきっかけとなる映画でした
同じくオランダ発の映画では、コメディ「素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店」も近日上映されるようで、こちらも楽しみです
シネ・リーブル梅田にて鑑賞