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ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

「アンコール!!」 〜“歌”の力〜

SONG FOR MARION

公式サイト:http://encore.asmik-ace.co.jp/ 音が出ます!

監督・脚本:ポール・アンドリュー・ウィリアムズ
(2012年 イギリス製作 94分)
原題:SONG FOR MARION

※ネタバレ含みます。

【ストーリー】
ロンドン。無口で気難しいアーサー(テレンス・スタンプ)は、
隣近所でも有名なガンコ者で、息子ともギクシャク。
唯一、笑顔を見せるのは、最愛の妻マリオン(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)にだけ。
病弱だが陽気なマリオンの趣味は、ロックやポップに挑戦するちょっと変わった合唱団
“年金ズ”で歌うこと。ある日、“年金ズ”が国際コンクールのオーディションに出場することに!
しかし、喜ぶマリオンに、なんとガンが再発したという告知がー。
(公式サイトより転記させていただきました)

アーサーは、実に感じの悪い爺さま。こういう頑固ジジイ、思い当たる方も多いかも。
人の立場に立って物事を考える余裕がないというか、遊び心を持ち合わせてないというか。
最悪なのは、親子関係が険悪な事です。子供にとってもトラウマになるだろうし。

そんな爺さまでも、変わる事ができるのか?!
そこんところが、アーサーとエリザベス(ジェマ・アータートン)との関係の変化を含め、
楽しく描けている作品です。

この映画の中では、決して上手いとは言えないヴァネッサ・レッドグレーヴの歌にも
そして、意外にも結構いい線いってたテレンス・スタンプの歌にはそれ以上に
心揺さぶられ、涙誘われたのでした。

中で使われている曲は公式サイトでも、紹介されています。
http://encore.asmik-ace.co.jp/music.html
どの曲も馴染みがあり、入りやすかったですし。

ロックやR&Bを歌う高齢者コーラス・グループといえば、実在のグループを描いた
ヤング@ハート」(2007年製作)は、未見なのでぜひ見なければ!

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(2009/05/20)
スティーヴン・ウォーカー

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先日BSイマジカで見た2004年のスウェーデン映画、こちらも意外なラストも含めて見応え十分です。

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(2006/06/21)
ミカエル・ニュクビスト、フリーダ・ハルグレン 他

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主演は、ミレニアムシリーズのミカエル・ニクヴィスト

やっぱり、音楽の素敵な映画はそれだけで見てよかったなと思わせられます。
記憶に新しいところだと「シュガーマン」も良かったし、
「永遠のモータウン」の音楽、特にチャカ・カーンの“What's Going On”には、
涙が溢れて仕方ありませんでした。
このあたりは、映画としてというよりも、歌そのものに理屈抜きに感動させられてしまいます。

それにしても、先日BSで放送してた「天使にラブソングを2」(ローリン・ヒルが超若い!)の
“Ain't no Mountain High Enough”を聞いただけで泣けてくるんだから、
R&Bの曲は、ただ単に私の弱点なのかもしれません。

TOHOシネマズ梅田 にて鑑賞。