ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

インビクタス/負けざる者たち

「インビクタス/負けざる者たち」オリジナル・サウンドトラック「インビクタス/負けざる者たち」オリジナル・サウンドトラック
(2010/02/03)
サントラ

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監督・製作:クリント・イーストウッド
原作:ジョン・カーリン
脚本:アンソニー・ペッカム
製作:ロリー・マクレアリー / ロバート・ロレンツ / メイス・ニューフェルド
製作総指揮:モーガン・フリーマン / ティム・ムーア / ゲイリー・バーバー / ロジャー・バーンバウム
撮影:トム・スターン
美術:ジェームズ・J・ムラカミ
編集:ジョエル・コックス / ゲイリー・D・ローチ
(2009年 アメリカ)
公式サイト:http://www.invictus.jp

【ストーリー】
1994年、マンデラモーガン・フリーマン)はついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。
いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をまとめるため、
彼はラグビーチームの再建を図る。1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、
マンデラチームキャプテンのピナール(マット・デイモン)は、一致団結して前進する。
(シネマトゥデイより転記させていただきました)

「赦しが魂を自由にする」

冬季オリンピックバンクーバーで開催中ですね〜。
日頃、仕事が生きがいのように公言している私の友人でさえ、
この時期には家にいてずっと中継を見たいなどと言っています。

実のところ私、スポーツ中継等に夢中になったことがほとんどありません。
残念ながら、スポーツ観戦を楽しむ才能はないみたいです。
オリンピックでさえフィギアスケートをちょっとだけ見る位で、
ラグビーなんて、ルールも知りませんでした。

ところが、熱くなりましたよ!!!! この試合には。
贔屓のチームを応援するというのは、きっとこういう感覚なんでしょうね。
もちろん、ただラグビーの試合に熱くなるだけの映画ではありません。

イーストウッド作品で大統領時代のネルソン・マンデラが題材という事で、
観る前から、これはハズすわけないよねっと安心感はありましたけど、
やっぱりいい映画でした。爽快感のある感動。

INVICTUS.jpg

心に残る言葉がいくつもありましたが、マンデラがロベン島に収監されていたから
心のささえとしていたというウィリアム・アーネスト・ヘンリー(イギリスの詩人)の
詩「インビクタス」からの一節
「私が我が運命の支配者
私が我が魂の指揮官なのだ」
が何度も出てきて、特に深い印象を残しました。

他にも「危険を恐れるのなら、指導者の資格はない」とか。
↑日本の政治家も、そんな心意気ちょっとは持って欲しいわぁ。
(岡田さん、シーシェパードの事はもっと強気で明るく抗議してよ!)

マット・デイモンもいい仕事してるし、マンデラのボティガード役の人カッコエエ〜!
あのアフリカンのかっこいい人はいったいなんていう俳優さんでしょうか?
COOL!!!!な雰囲気にクラッときました! 名前すらわからない。。。。

飛行機がエリスパークスタジアムに近づくシーンには、緊張しましたー。
そして、その後ニヤリ。

TOHOシネマズ梅田にて鑑賞。