五右衛門ロック (K.Nakashima Selection) (2008/07) 中島 かずき 商品詳細を見る |
ストーリーもよく出来てる。
(2009年 日本)
【ストーリー】
時は豊臣秀吉の世。
希代の大泥棒・石川五右衛門は
役人・岩倉左門字らの手でお縄となり、釜茹の刑に処される。
その葬儀を仕切る謎の美女、真砂のお竜。
実は、お竜たちの仕掛けにより、五右衛門は生き延びていた。
(チラシより転記させていただきました)
シャウト! シャウト!
前々から気になってたゲキ×シネ。やっと、観る事ができました。
初体験のゲキ×シネは、2008年の劇団☆新感線の舞台、
新感線☆RX「五右衛門ロック」の映像。
在阪にもかかわらず新感線の舞台を観たことがないという私です。
古田新太さんといえば、羽野晶紀さんや立原啓裕さん達と以前やってた
深夜番組の印象が強い。
彼が出てくると笑いを期待してしまいますが、その期待は裏切られることなく。
とにかく笑いが一番! オモシロかったぁ!
笑いのツボは数限りなくありましたが、
特に五右衛門七変化のばかばかしさに、爆笑!でした。
古田新太さんがもっと出ずっぱりなんかなと思いきや、
主要キャラの見せ場がまんべんなくあって、
変化に富んで楽しかったですね。
出演陣が豪華です。
江口さん演じる左門字はコミカルで、好きなキャラクターでした。
GOEMON(映画)役よりこっちの方が合ってるかも?!
でも、彼の歌は。。。。
松雪さんと江口さんは花があるしいろんな意味でみせてくれるんですが、
歌が微妙なところですね。ギリギリセーフかな。
歌はさておき松雪さんは、高田聖子さんや濱田マリさんといった
達者な人たちの中でも見劣りすることなく、魅力的でしたよ。
五右衛門(古田新太)=ルパン三世、お竜(松雪泰子)=峰不二子、
左門字(江口洋介)=銭形のとっつぁん という図式ですね。
という訳で、五右衛門と左門字のかけあいも面白い。
森山未來クンはさすがミュージカル!の人というイメージに違わず、
歌と踊りがうまい!よぉ〜。
なんか動きにキレがあるから、ついつい目で追ってしまうんですね。
若さって素晴らしいなぁ。
北大路欣也さんの地を這って響く様なセリフ、川平慈英さんの引き込まれる様な
アクの強さなど、みどころもいっぱい。
高田聖子さん、やっぱり舞台の人なんですねー。ドラマなんかより絶対的に
光ってる印象です。
橋本じゅんさんと濱田マリさんのコンビも可愛いかったなぁ。
冠徹弥さんのシャウトも熱い!ラウドネス等、日本ヘヴィメタブームを思い出させるゥ。
2500円(前売2000円)の料金も納得。
15分の休憩をはさんで3時間と少し。見応え充分。
あぁ! でもやっぱり、生の舞台が見たいです。
なんばパークスシネマにて鑑賞。