ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

プロヴァンスの贈りもの

プロヴァンスの贈りもの プロヴァンスの贈りもの
ピーター・メイル、小梨 直 他 (2007/06)
河出書房新社
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原作↑ ピーター・メイル

監督:リドリー・スコット(2006年/アメリカ)
梅田ガーデンシネマにて鑑賞。

【物語のはじまり】
ロンドンでトレーダーとして成功しているマックス(ラッセル・クロウ)のもとに、
南仏プロヴァンスに住むヘンリーおじさん(アルバート・フィニー)の訃報が届く。
遺産を相続することになったマックスは、20数年ぶりに懐かしい土地を訪れるが。。。

懐かしいですねぇ、ピーター・メイルも含め、10数年前のちょとした
プロヴァンス・ブーム。我が家にも「南仏プロヴァンスの12か月」が
何故かあります(ちなみに私は読んでおりませんが)。

観る前から、何となく予測がつく映画ではありますが、
それなりに楽しくて、笑えて、いい作品だと思います。

実は、ラッセル・クロウが苦手なんですが(フレディ・ハイモアが成長して
ラッセル・クロウになるなんて、考えられない!)、主人公の周りの
登場人物がみんな魅力的で、楽しい気分にさせてくれました。
ブドウ園の人達もみんな愛すべきキャラクターで(特におじいちゃん!)、
主人公の親友役のトム・ホランダーや、インド系の秘書もユニーク。

まぁ、ストーリーはどおってことないんすが、たっぷりのユーモアで
笑わせてくれる作品って素晴らしいですよね。
それから、結構真理をついてるなぁって感じの心に残る言葉がちらほら
出てきて、全く娯楽だけの作品とも言えない魅力があります。
プロヴァンスの景色(特に夜明けのシーンが綺麗)も楽しめるしね。
でも、ラッセル・クロウのラブシーンは苦手だぁ〜。

ワイン好きで、ワインをからめた話も期待する人なら、
「サイドウェイ」の方がお勧めですが。

プロヴァンスの贈りもの プロヴァンスの贈りもの
サントラ (2007/07/18)
ソニーミュージックエンタテインメント
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