公式サイト:http://korewata.com/
※音声が出ますのでご注意ください
監督・原案・脚本:リッカルド・ミラーニ
原案・脚本:パオラ・コルテッレージ / ジウリア・カレンダ / フリオ・アンドレオッティ
原案:イヴァン・コトロネーオ
編集:パトリツィア・チェレザーニ
撮影:サヴェリオ・グアルナ
美術:マウリツィオ・レオナルディ
衣装:アルベルト・モレッティ
音響:アドリアーノ・ディ・ロレンツォ
音楽:アンドレア・グエラ
(2014年 イタリア制作 103分)
原題:SCUSATE SE ESISTO!
※ネタバレを含みます。結末に触れていますので、ご注意ください
【ストーリー】
建築家として世界各国で華々しいキャリアを積んできたセレーナ(パオラ・コルテレージ)は、ふと自分を見つめ直し「新たなステップ」を踏み出そうと故郷のローマに帰ってきた。
しかし、イタリアの建築業界は男性中心の社会で、ろくな仕事にも就けず貯金も底をつく。
(公式サイトより転載させていただきました)
超ポジティブなヒロイン物のコメディ
現NHK朝ドラのヒロインも“びっくりポン”な程前向きですが、こちらの主人公セレーナもなかなか、いやそれ以上です
イタリアのドラマなどを見てよく思う事ですけど、ここでも日本人の感覚では「喜怒哀楽がやたら激しい」人物たちが登場します
特にセレーナのおばさんが(笑)
演出もいちいち大げさで、フランチェスコの登場シーンがやらた長い
あの流し目! スチームの乱舞!
このあたりの強引さがイタリアっぽくて、もう笑うしかない
最初はちょっと引いて見てたけど、途中から自然と笑ってました
実在する女性建築家グエンダリーナ・サリメイのリフォームプラン「緑の空間」が、ローマ郊外の公営住宅に採用された事にヒントを得て創られたらしい
映画では大げさに表現されているとしても、そんな事が話題になる位だからイタリアって日本以上に男社会なのかな〜
そういう事情をコメディ仕立てで描いていて、特に女性にはスカッとする映画じゃないでしょうか
大阪在住と嘘をつくために、モニターに映る背景に置いたのはお城の写真と桜の造花
こんなチープな演出にも違和感を感じないあたり、見ているうちに私の感覚が麻痺してるのかも(笑)
レストランのシーンではローマの伝統料理の事が少しわかったり、ジュリアっていう名前が古くさい感覚とか、色々面白い。
帰国子女の友達いわく「ジュリア」という名前、私達が中学生の頃はアメリカで結構イケてる名前だったらしいんだけど
月日が経つってこういう事なんですね。。。と、本題から脱線してしまいました
ゲイで、ハンサムで、優しくて、気が合って。。。なんて、フランチェスコはある意味女子の理想の友人像かも
他のゲイ達も可愛らしくて、特にボンテージ着てたぽっちゃりさんが礼儀正しくて笑った
可愛いと言えば、フランチェスコの息子も眼鏡姿がキュート★だったな
大阪ステーションシティシネマにて鑑賞