ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

2月26日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

「世界で一番しあわせな食堂」

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ちょっといい映画だった。

ミカ組のヴェサ・マッティ・ロイリ他、出てくるオヤジ達がチャーミングで見ているだけで幸せな気分になる。
ストーリーは別にどうでもいい(笑)って言ったら叱られるかな?!
夏のフィンランドに行ってみたい気持ちと、本格的中華料理を食べたい気分になる映画


今週末からと、来週末から
大阪市内で公開される映画の中から
気になる作品をピックアップします。

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2月11日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

「花束みたいな恋をした」

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可愛い映画だったなぁ。

若さゆえって部分もあるけど、コミュ不足から生まれる、そんなすれ違いはいくつになってもあるよね。
あと、好みが似ている友達はたくさん欲しいけど、恋人や夫にそれを求める気はさらさら無い自分に気づいた
基本的な価値観の一致は必要かもしれないけど


今週末からと、来週末から
大阪市内で公開される映画の中から
気になる作品をピックアップします。
本日11日(木)は祝日なので、
一部今日から上映開始の作品もあります。

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1月29日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「私たちの青春、台湾」(シネ・ヌーヴォにて鑑賞)


台湾の社会運動「ひまわり学生運動」(2014年)に関わった学生二人の姿を描いています。
タイトルどおり、政治ではなく若者達の一時期(青春)に焦点を合わせたドキュメンタリーですね。

とはいえ、そう言い切れるほど単純ではなく、複雑な気分にさせられる映画です。

最初は、国を変えたいと行動を起こす若者たちに心動かされます。
特に中国人留学生ボーイーが、本国にいる家族と対立してまで台湾の社会運動に関わっていく姿に熱い何かを感じたのですが。。。

香港で後の「雨傘運動」のメンバー達(アグネスもいた)と交流する姿には、ガンバレ!と応援したくなる反面、
香港の現状を考えると残念で仕方ありません。

社会運動の光と影というか、やはり一筋縄ではいかない難しさも感じます。
ナショナリズムに傾いていく、そこにボーイーは疎外感を感じてしまいます。

そして後半、ちょっとビックリな展開が待ち受けてました。
大きなネタバレなので、詳しくは言えませんが。
映画を見る人の中には、過去の事とはいえこの人物を受け入れ難い(見ていて辛い)人もいるかもしれません。
特に、自身がそういった事で心の傷を負った経験がある人にとっては、この映画自体を生理的に否定しかねない事実が発覚します。

それ以上にビックリしたのは、監督が自分の思い込みをここまで露呈してしまうことでした。
これが計算だったら、逆にすごいけど。

監督の独りよがりな部分が、逆にドキュメンタリーとしてのリアリティを感じさせたのが皮肉でもあり、偶然の面白さを生み出していたと思います。

それでも、台湾の学生による社会運動は、大きな意味がありましたよね。
非暴力で組織力によって革命を起こす!
これって、日本でも十分に可能だと思うんだけど。。。。
あー、もどかしい

 

遅くなりましたが
今週末からと、来週末から
大阪市内で公開される映画の中から
気になる作品をピックアップします

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1月15日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「チャンシルさんには福が多いね」


また、見たい。大好きだわ、この感じ。
レスリー・チャンの幽霊とか出てくるし(笑)
小津やノーラン、クストリッツァなど、映画好きが喜ぶ小ネタが散りばめられてるのもいいな。


監督は、かつてホン・サンス監督の作品にもプロデューサーとして参加していたらしい。
なので、自らの経験に基づいた映画業界の裏話的要素もあるのかなぁと、その点でも楽しかった。


それにしても「はちどり」のキム・ボラ監督、「82年生まれ、キム・ジヨン」のキム・ドヨン監督をはじめ、ここのところ女性監督の作品が個人的に大当たり。
韓国映画界はすごいなぁ。


この映画を見ると、失われた日常というモノを思い知らされる気がする。

チャンシルさん、打ち込んでた仕事を失くしピンチなんだけどね。
心を許せる友達がいて、気遣ってくれる仲間や話の通じる大家さんもいて、これ以上ラッキーなことはないよね。
そういう人との繋がりは、私には宝物に思える。

そして、こんな風に友達と集まったり気軽に人と会えない世界に私たちは突入してしまったんだなぁ。
もう以前の生活に戻れないのなら、私たちは新しい生活様式に慣れていくしかないんだけど。
映画の中の世界が羨ましくて、個人的には少しセンチメンタルな気分になってしまった。


大変遅くなりましたが
今週末からと、来週末から
大阪市内で公開される映画の中から
気になる作品をピックアップします

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1月1日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

あけましておめでとうございます。

さて、昨年末最後に見たのはこの2本でした。

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「レディ・トゥ・レディ」

『Shall we ダンス?』を思い出させる、社交ダンス映画だけど、女性同士の組み合わせというのが新しい
面白いし役者さんはみな良かったけど、日本映画にありがちなベタな脚本が少しだけ寒かった
でも、ラストの展開は好きです

 

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「声優夫婦の甘くない生活」

この時代、ロシアからイスラエルへ移り住んだ多くのユダヤ人達
60代で住み慣れたロシアから見知らぬ土地に移民として渡る気持ちは、なかなか理解しがたいけど
それだけ「約束の地」はユダヤ人にとって特別な場所なんだろうなぁ
そして、ロシアにも根深くあっただろう反ユダヤ主義というモノから逃れたい気持ちはわかる気がする

そんな背景を含め、ある意味やるせない映画だった
運命共同体ではあるが、そこにトキメキはない?!ような夫婦のリアルな姿
独りよがりな夫、現実逃避する妻
この二人が面白い

作品自体に、一世代前の人達の苦労と努力に感謝してる空気感があったなぁ
ブラックコメディだけど、なかなか深い映画だった
フェリーニ愛が半端ない(笑)


さて、遅くなりましたが
今週末からと、来週末から
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12月18日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「パリのどこかで、あなたと」

久しぶりにきゅんきゅんした!

恋愛映画じゃなくて、自己肯定感の低い主人公二人が自分を取り戻すお話
”Love Yourself"が大事だよね、やっぱり

不器用で自信ない二人を見ていると、もどかしくて、ちょっと微笑ましくて

この二人が出演した前作「おかえり、ブルゴーニュへ」は正直さほど響かなかったけど、今回はどストライクでした。
セドリック・クラピッシュ監督の描く日常は、愛おしい


今週末からと、来週末から
大阪市内で公開される映画の中から
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12月4日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「佐々木、イン、マイマイン」

すごくエモーショナルな映画だった
なんてことないストーリーなんだけど
「青春」とか「友情」、口にすると恥ずかしいけどやっぱり強い力を持ったテーマなんだな


今週末からと、来週末から
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11月20日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「少女ムシェット」(1967年)は今見ても感じるところの多い映画だなぁ、名作

 

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「バルタザールどこへ行く」(1964年)は初見だったけど、人間が愚かすぎてちょっとイラッとしてしまった(笑)

 

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一週間限定だったのでテアトル梅田での上映は終わってしまいましたが、この2本を映画館で見られて幸せでした。

 

ブレッソン作品は削ぎ落とされててて淡々としていて残酷なんだけど、ある種の美しさを感じる。

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ミニカレンダーもいただけて嬉しかった。


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10月23日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「ヴィタリナ」
ペドロ・コスタ作品で見覚えのあるリスボンのスラム街と、独自の映像美。
黒の中で輪郭を拾おうと眼を凝らしてるうちに、何度か寝てしまった。
この作品とはあまり相性がよくなかったのかもしれない。


今週末からと、来週末から
大阪市内で公開される映画の中から
気になる作品をピックアップします。

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