ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

6月第3週/第4週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

梅雨入りしたはずなのに、大阪市内はさほど雨も降らず涼しく過ごしやすい毎日です。

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とか言ってるうちに、本格的にムシムシ、そしてジリジリとした夏が来るんだろーな

 

明日から&来週末から大阪市内で上映の気になる映画をチェックします

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「ビューティフル・デイ」〜ストレスフルな体験! だけど惹きつけられる〜

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公式サイト:http://beautifulday-movie.com/

監督・脚本:リン・ラムジー
原作:ジョナサン・エイムズ
音楽:ジョニー・グリーンウッド(レディオヘッド)
製作・パスカル・コーシュトゥー、ローザ・アッタブ、ジェームズ・ウィルソン、レベッカ・オブライエン
(2017年 イギリス制作 90分)
原題:YOU WERE NEVER REALLY HERE

※ネタバレを含みます

【ストーリー】
元軍人のジョー(ホアキン・フェニックス)は行方不明の捜索を請け負うスペシャリスト。
ある時、彼の元に舞い込んできた依頼はいつもと何かが違っていた。
(公式サイトより転記させていただきました)

You Were Never Really Here (Film Tie-in)

 

言葉ではなく、映像と音楽から恐怖と美しさを感じる


冒頭から、頭にビニール袋かぶったまま呼吸してるシーン
見ているこっちも、だんだん息が苦しくなってくる
怖いよー

ヘタレな私を含め、ここからすでにストレス感じてしまう人にはちょっとキツい映画かも
この先、もっと心理的に辛い展開が待っているから、元気な時に見た方が良い映画かもしれない
それから「目的のためには暴力も肯定する」とも取れる映画なので、そこに抵抗がある方は見ない方が良いと思います

 

何かしらヤバい仕事をテキパキとこなした感があるジョー
飛行機に乗り家に帰れば、かいがいしく老いた母親の世話をする
母親との親密な関係は、暴力的な父親の被害者同士の連帯感かも、と想像させる

繰り返される過去の断片のシーンからも見て取れる、ジョーのトラウマを考えるだけでもしんどい
そこに加え緊迫感をます音楽が、効果的なおかつ不快(笑)
不協和音+爆音に頭がクラクラする

死にとり付かれ、自分の弱さに苦悩し続けるジョーの様子には胸を締め付けられる
と同時に、彼の心の底にある善良さと時折みせる狂気に惹きつけられずにはいられない
この役を演じてるんじゃなくて、ホアキンがこの人なんじゃないかと思えてくる

湖に沈もうとしたジョーの脳裏をよぎった少女、最終的に彼女がとった行動を知った彼の絶望感に感情移入してしまい、泣きそうになってしまう
胸が押しつぶされそうな辛さと感じると同時に、追い詰められた者が見せる一種不思議な美しさに魅了されるというアンビバレントな体験

そしてラスト、少女から発せられる平凡な言葉に、こんなに救いを感じるなんて!
直前の絶望感 → 希望への誘い方が上手い
単純な私は、毎日を大切に感謝して生きていこう、なんて事まで考えてしまったじゃないですかっ


それにしても、私は主人公に感情移入できたのでこの映画に入っていけたけど、客観的に娯楽映画としてはどうなのかな?とも思う
そもそもが原作のせいですが、ジョーが狙われた原因が「いくらなんでもそこまでする?」って感じで、リアリティがないから


というわけで、同じ映画でも様々な評価があるだろうし、面白いな〜と思います。
でも、やっぱり、ホアキン・フェニックスはすごいわ! それは間違いない


梅田ブルク7にて鑑賞

6月第1週/第2週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

5月も、もう終わりですね
北山緑化植物園では、たくさんの薔薇が出迎えてくれました

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淡いピングが上品なイングリッシュローズ、セントセシリア

 

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ローブリッターが咲き乱れていました。あ〜、可愛い

 

美しいバラ達の中で、特に香りの強いシャポードゥナポレオン

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ダマスク系の素晴らしい香り

 

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緑に囲まれ、清々しい気持ちになりました

 

明日から&来週末から大阪市内で上映の気になる映画をチェックします
今回は先行上映などがあって、ちょっとスケジュールややこしいです

 

※6月9日(土)からのスケジュールに
「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」
「それから」
の2作品を追記しました

 

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5月第3週/第4週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

約一年ぶりのサノフラワーのレッスン
作業中は、無心になれる!

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ナチュラルなカラーなので、インテリアの邪魔をしないのもいいんだなぁ
サノーという樹の幹や、ゴムの木の葉を材料としています


遅くなってしまいましたが、今日から&来週末から大阪市内で上映される、気になる映画です

※「ファントム・スレッド」が抜けてたので、追記しました!

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「君の名前で僕を呼んで」〜勘違いでも美しい〜

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公式サイト:http://cmbyn-movie.jp/

監督・プロデューサー:ルカ・グァダニーノ
脚色・プロデューサー:ジェームズ・アイヴォリー
原作:アドレ・アシマン
プロデューサー:ピーター・スピアーズ / ハワード・ローゼンマン
撮影監督:サヨムプー・ムックディプローム
編集:ヴァルテル・ファサーノ
プロダクションデザイン:サミュエル・デオール
衣装デザイン:ジュリア・ピエルサンティ
挿入歌:スフィアン・スティーヴンス
美術監督:ロベルト・フェデリコ
セットデコレーター:ヴィオランテ・ヴィスコンティ
(2017年 イタリア/フランス/ブラジル/アメリカ制作 132分)
原題:CALL ME BY YOUR NAME

※ネタバレを含みます

【ストーリー】
1983年夏、北イタリアの避暑地。17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は、アメリカからやって来た24歳の大学院生オリヴァー(アーミー・ハマー)と出会う。彼は大学教授の父(マイケル・スタールバーグ)の助手で、夏の間をエリオたち家族と暮らす。はじめは自信に満ちたオリヴァーの態度に反発を感じるエリオだったが、まるで不思議な磁石があるように、ふたりは引きつけあったり反発したり、いつしか近づいていく。やがて激しく恋に落ちるふたり。しかし夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づく……。
(公式サイトより転記させていただきました)


タイトルバックの画像や音楽の使い方など、80年代の映画か?と思わせるノスタルジィ溢れる作品でした
かつてのアイヴォリー組の作品から感じたような煌めき、、、とまではいきませんでしたが、こういう「美しい」映画が見られるのはとても嬉しいのです。
そして、オリヴァーのダンスに笑いました、フフフ

一言でいってしまうと「バカンスで出会った狂おしい初恋!」という映画です

甘美だったり、苦かったり、それが大いなる勘違いだったと気づく前に終わった恋は、美しいですね
(「恋」なんて所詮錯覚という前提でです、ハイ)
少なくてもその時の気持ちは本物だから、人生の中でかけがえのない一瞬として刻まれるのかな
原作では、この出来事を後に回想するという構成になっていると知って、なんとなく腑に落ちました 

君の名前で僕を呼んで (マグノリアブックス)

君の名前で僕を呼んで (マグノリアブックス)

 

イタリアの田舎の夏、まばゆい陽光ときらめく水しぶき、涼しげな木陰、
そこにSufjan Stevensの甘酸っぱい音楽
と、綺麗な要素満載ですが、そんなモノにはだまされてはいけません(笑) 

「君の名前で僕を呼んで」オリジナル・サウンドトラック

「君の名前で僕を呼んで」オリジナル・サウンドトラック

 

ラスト近く、父親がエリオに優しく語りかけるシーンがこの作品のキモだと思います
鈍くなった私の感受性にも響いたこの言葉は、ほぼ原作通りだということなので、原作読むかな〜

エリオの父親役は「シェイプ・オブ・ウォーター」ではホフステトラー博士役だったマイケル・スタールバーグ
実に様々な作品で、個性的な役を演じています

芸術・文化的に豊かで自由な思想の家庭で育った主人公は、数少ない恵まれた環境にある訳です
こんな父親(しかも80年代)、そういないでしょう!

エリオの母役のアミラ・カサールも、落ち着きと品を感じさせる美しさで、いいキャスティングです

そして、エリオの初恋の相手オリヴァー役のアーミー・ハマー
オリヴァーのファッションや踊り、80年代なのを考慮してもダサすぎて笑えます!
確かに、ファッショナブルじゃないアメリカ人のイメージそのものではあるのですが(笑)

アーミー・ハマーは、ハンサムだけど個性を感じないというか、ヘタすると凡庸な感じがしてしまうタイプの俳優さんかもしれません
脇役で性格悪い役とか、似合うかも(あくまでも個人的感想なのでスミマセン)
今回は、エリオとは違い常識的でフツーな人生を歩んでいきそうな、そんなオリヴァーにハマってたと思います

ティモシー・シャラメくん、ナチュラルでリアリティある演技で、瑞々しさもあり良いのですが。。。。
正直、エリオかオリヴァー、どちらかが個人的にもう少し魅力を感じる俳優さんだったら、もっとこの映画に入り込めたかなと
こればっかりは、好みなんで仕方ないところです

 

「隣人が原作小説の映画化の権利を持っていて」というジェームズ・アイヴォリーのインタビュー、必然というかそういう偶然ってあるもんなんですね

  

大阪ステーションシティシネマにて鑑賞

5月第1週/第2週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

先日注文した河内晩柑が、届きました〜

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今の時期は、ジューシーですっきりした美味しさです
ただ、暑くなると保存場所が悩ましいところです
果物専用の冷蔵庫が欲しい!

「ゴールデンウィーク」真っ只中
今週末から大阪市内で上映予定の、気になる映画をチェックします

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4月第3週/第4週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

駅から実家までの道のり、クレマチスや薔薇といった初夏の花が目につくようになってきました

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毎年楽しみにしているドイツ菓子店の薔薇も、いつもより早く満開に

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4月とは思えない暑さですね


今週末から上映予定の気になる映画をチェックします

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4月第1週/第2週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

昨日まで初夏のような気候でしたが、今日から少し春に戻った感じですね

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日曜日、石山寺に行ってきました。
ここは、色々な桜やミツバツツジが綺麗なのですが、、、

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本当のお目当てはお寺近くの和菓子やさん、茶丈藤村(さじょうとうそん)
2013年に訪れてから、また食べたいな〜と思っていたのです

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出来立てのわらび餅は、最高に美味しかった!
あぁ、もっと近場にあったら頻繁に行くのに〜


さて、今週末から上映予定の気になる映画をチェックします

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3月第4週/第5週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

今週はずっと天気が悪くて、寒かったですねー
今日は久しぶりの晴れ間にホッとしました
そろそろ冬コートを、クリーニングに出そうかな

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実家近くのケーキ屋さん、窓辺のヴィオラが可愛い

今週末から上映予定の、気になる映画をチェックします

※「修道士は沈黙する」「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」を追記しました

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3月第2週/第3週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

大阪城の梅が綺麗に咲き、今年も花粉とPM2.5と黄砂に悩まされる季節となりました

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今朝の第90回アカデミー賞授賞式の中継、ワクワク、ドキドキ、ウルウルのひと時が終わり、今は現実に戻っています
そんな現実をひと時忘れさせてくれるかもしれない、素敵な映画に今週も

出会えるかな〜?!

 

追記:「欲望の翼」(3月17日〜)を追記しました

 

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2月第4週/3月第1週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

幾重にも重なった花弁が可愛い、ラナンキュラス

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お花屋さんの店先で見かけると、つい覗き込んでしまいます
少し春の気配を感じるようになってきましたね

明日から上映の作品で気になるのは

追記:
「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」3月3日からの上映でした
間違った日程であげてしまい、申し訳ありません
半分寝ながらの入力、反省しております

 

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2月第2週/第3週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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冬に咲いている花は、一生懸命な感じがしますね
どの季節の花もみんな同じように頑張ってるとはわかってるのですが
吹き荒ぶ風が冷たければ冷たいほど、健気に見えてくるもんです

それにしても、今年は寒い冬となりました
皆さま、ビタミンCを摂取してご自愛くださいませ

こんな時期は人ごみを避け、お家で暖かく過ごすのが安全策とはわかっていますが、今日からも見逃せない映画が続々上映されます

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2017年、印象に残った映画のこと

早くも2月を迎えてしまいましたが、毎年恒例、昨年見た映画の振り返りにお付き合いください


昨年54本見た中で、好き!と最初に思い出したのが

「パターソン」

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今思い返しても好きだったなー、この映画のリズム
あまり決めつけたくないけど、ジャームッシュ監督とは相性が良いとしみじみ感じます

ニュージャージー州パターソンに住むバス運転手のパターソンの一週間が淡々と描かれる
ただそれだけなんですが、温かな感情が静かに沸き起こってくるような作品です
アダム・ドライバーも良かったですね、なんか愛おしくなるくらい
ささやかでも自分自身の中に心豊かに過ごせる何かを見つけていきたい、そんな気持ちになる作品でした

パターソン [DVD]

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「スウィート17モンスター」
ネクラな青春をコメディにしてしまうというパターンは昔からあるけど、ネイディーンの場合、外見じゃなくそのひん曲がった性格にかなり問題があるのです、ハイ
そんなネイディーンを「トゥルー・グリット」で存在感半端なかったヘイリー・スタインフェルドが演じています
やっぱり、上手いですね〜
ウディ・ハレルソン演じる教師も、個人的にすごいツボだった
こんな、ゆるいボケで返してくれる先生が欲しいわ!と思います

モンスターばりに困ったちゃんの主人公だけど、なんか憎めなくてね
面白がりながらも、自分もかつてこういう一面があったよなーと恥ずかしく思い返したりしていました
予測はつくと思いますが、もちろん彼女の成長物語です

スウィート17モンスター [DVD]

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「ボブという名の猫」
「お約束の、猫映画」で片付けてしまいたくないくらい、ボブの一挙一動から目が離せない!
ご贔屓のルーク・トレッダウェイも、もちろん良かったのですが。。。。
媚びない凛とした美しさとふてぶてしい逞しさを併せ持つ、本人(猫)の存在感と、その再現力は圧巻です

同じく、犬または猫が登場する映画では「僕のワンダフルライフ」「猫が教えてくれたこと」も良かったんですが、ボブの圧倒的なカリスマ性の前には霞んでしまうというのが、正直なところ

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ DVD

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さて、冷静に考えてみると

「この世界の片隅に」
「ラ・ラ・ランド」
も素晴らしい映画ですが、この2本はすでに稚ブログ上で紹介済みなので、今回は省かせていただきます

で次に、
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
登場人物それぞれの心情に乗っかってしまい、なかなかしんどい
ケイシー・アフレックもミッシェル・ウィリアムズも上手すぎて、泣ける。。。
強烈な印象を残し、しばらく頭から離れなかった作品
人間の弱さ、愛情、持たずにはいられない希望など、リアルに感じさせる


「オン・ザ・ミルキーロード」
久しぶりに見たクストリッツァ作品は、見応えたっぷりなアドベンチャー
地球のマントルのような、底知れぬパワーというか熱さを感じさせくれる映画です
農耕民族にはない感性かも、といつも思ってしまいます
それにしても、エミール・クストリッツァってほんと、チャーミングだよね


「ローサは密告された」
フィリピン、マニラで暮らす一家に起きた事件がリアルに描かれていて、前のめりになって見てしまいました

日本で暮らしている私の常識ではちょっと通用しそうにもない社会の厳しさに、何とも言えない絶望的な気持ちになります。
が、主人公の逞しさにはある種の感動を覚えたほど

「女神の見えざる手」
ジェシカ・チャステインが好きな人なら、文句なしに楽しめるのでは
サスペンスとしても、政治の裏世界を垣間見る映画としても良くできている作品だと思います


その他にも、神秘的で美しい映像に息を飲んだ「沈黙」や、
「婚約者の友人」のモノクロ映像など、視覚的に印象に残った作品もありました


さて、番外編として映画館ではなく家で見た映画

「セトウツミ」(2016)
男子高校生二人が、放課後に川べりでダラダラ喋るだけの映画
これが、面白かった!
実は繰り返し3回見たというハマりよう(笑)

原作の漫画は読んでませんが、映像で見るこの二人の絶妙な間がなんとも好み
会話のくだらなさが、心地よい〜
菅田将暉さんは大阪の子やからわかるけど、池松壮亮さんの関西弁もなかなかでした
将暉くん、「火花」よりこっちの方がずっと個性生きてる気がします

セトウツミ [DVD]

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せっかく良い映画を見てもすぐに忘れてしまうので、一作品ずつ思い出しながら振り返るのは良い機会です

以上、ありがとうございました

 

【関連する記事】

【ヘイリー・スタインフェルド出演作】

【ジム・ジャームッシュ作品】

「スリー・ビルボード」〜早くも今年一番の映画、この厚みある描き方が好き〜

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公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/threebillboards/
※音声が出ますのでご注意ください


脚本・監督・製作:マーティン・マクドナー
製作:グレアム・ブロードベント、ピート・チャーニン
撮影監督:ベン・デイヴィス
音楽:カーター・バーウェル
(2017年 制作 116分)
原題:THREE BILLBOARDS OUTSIDE EBBING, MISSOURI

※ネタバレを含みます

【ストーリー】
アメリカのミズーリ州
田舎町を貫く道路に並ぶ3枚の広告看板に、地元警察を批判するメッセージを出したのは、7カ月前に何者かに娘を殺されたミルドレッド・ヘイズ(フランシス・マクドーマンド)
何の進展もない捜査状況に腹を立てたミルドレッドがケンカを売ったのだ
(公式サイトより転記させていただきました)


グイグイ引き込まれる、先の見えない展開
底辺に流れる緊張感、なのにユーモアを感じさせる

 

マクドーマンドが主役だし、クスッと笑えるところもあるコーエン兄弟ばりのクライムサスペンスかと思いきや。。。

話が進むにつれ、温かなヒューマンドラマ的要素も感じさせられ
見ている側は「人を許すとは」などという事に、思いを馳せてしまうわけです


人の描き方が薄っぺらくない、見応えのある作品でした

 

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娘を殺されたミルドレッドを主とした群像劇で、警察署長ウィロビー(ウディ・ハレルソン)や、巡査ディクソン(サム・ロックウェル)の人生も思わぬ方向に展開して行きます

ミルドレッドの娘に対する「後悔する気持ち」を軸に話を進めるのではなく、彼女の怒りの矛先が地元警察へと向かう事が中心になっているところが良いですね
母親が後悔の念に苛まれてウジウジとした展開になる。。。なんてちっとも面白く無いですからね(笑)

そんなミルドレッドの出した広告は、直接ウィロビー署長を名指ししたものでした
しかし、ウィロビー(ウディ・ハレルソン)は人格者で捜査に手を抜いているとは思えないのです

ここら辺が西洋社会っぽいのかなーと思うのですが、日本だったらまず名指しは無いですよね
責任の所在をはっきりさせるところが、アメリカらしいのか、はたまたミルドレッドらしいのか?

人気のある署長を攻撃したものだから、逆にミルドレッドは非難されてしまいます
アメリカ南部田舎町の閉塞感!をビシバシ感じる展開です
広告を良く思わない歯医者の攻撃に、ミルドレッドが反撃するシーンには笑ったけど、そんな彼女を放置しておいて本当に良いのか?とちょっと心配になってしまいました

 

ここに絡んでくるのが、人種差別主義者のディクソンです
いやー、最低なヤツなんですよ
すぐ暴力振るうし、母親のいいなりで、一番悪いのは仕事をしないこと!
ミルドレッドの広告、ディクソンの名前でも良かったんじゃ無いの?と一瞬思いますが、彼はたかだか巡査ですからねー

しかし、このディクソンが後々キーパーソンになるのだから、面白い映画です

彼が運び込まれた病室で、広告屋のレッド(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)の親切に直面するシーンは、可笑しくて、すごくジンワリきてしまいます
涙誘われるような展開にやられました

 

ミルドレッドの元夫チャーリー(ジョン・ホークス)や、彼女に好意を寄せるジェームズ(ピーター・ディンクレイジ)のキャラクターもすごくイイ!
ジェームズみたいな男性は、すごく好きだな〜私

 

容疑者と思われた人物が、過去にイラクに派兵されたいたらしいなど、アメリカの暗い闇の部分も感じさせながら、最後には温かな気持ちにさせるこの不思議な映画にすっかり魅せられました


TOHOシネマズ梅田にて鑑賞