ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

1月1日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

あけましておめでとうございます。

さて、昨年末最後に見たのはこの2本でした。

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「レディ・トゥ・レディ」

『Shall we ダンス?』を思い出させる、社交ダンス映画だけど、女性同士の組み合わせというのが新しい
面白いし役者さんはみな良かったけど、日本映画にありがちなベタな脚本が少しだけ寒かった
でも、ラストの展開は好きです

 

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「声優夫婦の甘くない生活」

この時代、ロシアからイスラエルへ移り住んだ多くのユダヤ人達
60代で住み慣れたロシアから見知らぬ土地に移民として渡る気持ちは、なかなか理解しがたいけど
それだけ「約束の地」はユダヤ人にとって特別な場所なんだろうなぁ
そして、ロシアにも根深くあっただろう反ユダヤ主義というモノから逃れたい気持ちはわかる気がする

そんな背景を含め、ある意味やるせない映画だった
運命共同体ではあるが、そこにトキメキはない?!ような夫婦のリアルな姿
独りよがりな夫、現実逃避する妻
この二人が面白い

作品自体に、一世代前の人達の苦労と努力に感謝してる空気感があったなぁ
ブラックコメディだけど、なかなか深い映画だった
フェリーニ愛が半端ない(笑)


さて、遅くなりましたが
今週末からと、来週末から
大阪市内で公開される映画の中から
気になる作品をピックアップします

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12月18日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「パリのどこかで、あなたと」

久しぶりにきゅんきゅんした!

恋愛映画じゃなくて、自己肯定感の低い主人公二人が自分を取り戻すお話
”Love Yourself"が大事だよね、やっぱり

不器用で自信ない二人を見ていると、もどかしくて、ちょっと微笑ましくて

この二人が出演した前作「おかえり、ブルゴーニュへ」は正直さほど響かなかったけど、今回はどストライクでした。
セドリック・クラピッシュ監督の描く日常は、愛おしい


今週末からと、来週末から
大阪市内で公開される映画の中から
気になる作品をピックアップします

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12月4日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「佐々木、イン、マイマイン」

すごくエモーショナルな映画だった
なんてことないストーリーなんだけど
「青春」とか「友情」、口にすると恥ずかしいけどやっぱり強い力を持ったテーマなんだな


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大阪市内で公開される映画の中から
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11月20日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「少女ムシェット」(1967年)は今見ても感じるところの多い映画だなぁ、名作

 

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「バルタザールどこへ行く」(1964年)は初見だったけど、人間が愚かすぎてちょっとイラッとしてしまった(笑)

 

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一週間限定だったのでテアトル梅田での上映は終わってしまいましたが、この2本を映画館で見られて幸せでした。

 

ブレッソン作品は削ぎ落とされててて淡々としていて残酷なんだけど、ある種の美しさを感じる。

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ミニカレンダーもいただけて嬉しかった。


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大阪市内で公開される映画の中から
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10月23日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「ヴィタリナ」
ペドロ・コスタ作品で見覚えのあるリスボンのスラム街と、独自の映像美。
黒の中で輪郭を拾おうと眼を凝らしてるうちに、何度か寝てしまった。
この作品とはあまり相性がよくなかったのかもしれない。


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大阪市内で公開される映画の中から
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10月9日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「フェアウェル」

他国と中国文化とのギャップがユーモラスに描かれてて面白かった。
オークワフィナの首を前に突き出した姿勢の悪さが独特の存在感になって、役作りなのかな?!
ところで、本当のナイナイにはどのタイミングで告知したのか、めっちゃ気になる〜


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大阪市内で公開される映画の中から
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9月25日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「メイキング・オブ・モータウン」
楽しくて、面白い!

マイケルの映像は過去に見たモノだけだったけど

モータウンで楽曲がどんな風に作られていったのか、興味深かった。
テンプテーションズの My Girl が生まれたエピソードも楽しいし、
マーヴィン・ゲイの What's Going On トラック毎の音が聴きて鳥肌がたった
この曲は、いつ聴いても心が震えるけど


Marvin Gaye - What's Going On


ベリー・ゴーディーはもう90歳くらいらしいが、めちゃ元気
スモーキー・ロビンソン(こちらも80歳近い)と二人、人生を謳歌してるような明るさは、見ていて気持ちいい。
人種や男女、年齢を問わずにヒット曲を生み出そうと切磋琢磨するという意味では、当時先をいってたんだろうな
ただ、オープンでない契約方法や印税の低さといったモータウンの問題点が一切描かれておらず、少々美化してる印象はある
ゴーディ自身が語るドキュメンタリーだから仕方ないけどね
「政治的なメッセージが含まれた曲を認めなかったのは間違ってた」と認める、そこは好感が持てます

モータウンのサウンドを知らない世代が見ても、たぶん面白い気がする
アメリカの音楽史やビジネスモデルとして見ても、興味深いし


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大阪市内で公開される映画の中から
気になる作品をピックアップします。

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9月11日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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MacBook Air 今回は13インチのゴールドにしてみた
8年ぶりの新しいMac、いやーっ、早い早い

うちにある古い子も、最初はめっちゃ早かったんだけど
最近はスムーズに立ち上がらなくなってきたので、下取りに出すことにしました
さよなら、これまでありがとう。感謝です


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大阪市内で公開される映画の中から
気になる作品をピックアップします。

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8月28日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「ゆきゆきて、神軍」

やっと見られた、すごい映画。
天皇の戦争責任に迫る過激なアナーキストを追ったドキュメンタリー

昭和だからこそというか、今ならコンプライアンス的にこんな撮影無理でしょうね。
冒頭から、奥崎というアナーキーなおじさんにイライラさせられる。
病人の見舞いに訪れ「あなたの病気は天罰だ」の発言
また、警備の人たちに暴言はきまくりの態度
ただ、かつての同年兵の慰霊に訪れた際には違う顔をみせるこの人を、何故か憎めない。

しかし、やっぱり暴力はいけない。
「正義」の名の下、自分の考え・信念を人に押し付けるのも。
こういう極端な人は、戦争に突っ走った人たちとある意味同じかもしれない。
唯一、奥崎さんの良いところは、群れないところかなぁ。

上映後、原監督のトークを聞くことができて良かった。
元兵士たちを訪ねるのは監督のアイデアで、奥崎さんは気が進まないようだったという話
これが意外というか、映画に出たことで奥崎さんのその後の人生は変わってしまったのかもしれないなぁと思う。
最終的に彼のしたことは残念としか言いようがない。
その人となりを見ていてば、当然の結果のような気もするが。

それにしても、事実を問われた際に上官達が言葉を濁すその態度、過去にも他のドキュメンタリーで見た記憶がある。
自分は命令してないだの、自分の撃った玉は当たってないだのと、何かと苦しい言い訳をするのが人間なのかな。
戦争は人を狂わせ、そして自分の犯した罪と真正面から向き合うのは難しいんだなぁと改めて感じさせられる。

原監督の新作「れいわ一揆」も見たいんだけど、、、
上映時間、4時間以上なんだなぁ(笑)

 

今週末からと、来週末から
大阪市内で公開される映画の中から
気になる作品をピックアップします。

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