ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

6月19日からの2週間、公開(大阪市内)される映画で気になるのは

最近見た、二つのボーイズストーリー

めっちゃ好みだったのが「恐竜が教えてくれたこと」

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「ひと夏」の出逢いと別れ、感受性の強い男の子とちょっとわがままで生意気な女の子とその母親のキャラもサイコー!
ちょっと最後が綺麗にまとまり過ぎっぽいけど、少年のお父さんが包容力ありすぎで涙出てくるくらい大好きでたまらない。
亀まで可愛くて、ヨーロッパテイストを感じるオランダ映画

 

ちょっと引いてしまったのが「グッド・ボーイズ」

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本国R指定(なので、出演した当人達は見られない)の思春期暴走コメディだからある程度は予測してたけど、あそこまで下ネタ満載にする意味がよくわからん。
けど、三人組が超ダサくて笑える。特にルーカスのキャラが好き。
下品で、おバカで、ある意味アメリカンコメディの王道かも。
なにわともあれジェイコブくん、大人にならないでーっ!


というわけで、ドギツイ映画はちょっと。。。
という方には間違いなく「恐竜…」をお勧めします(笑)


今週末からと、来週末から
大阪市内で公開される映画の中から
気になる作品をピックアップします。

 

 


【6月19日・20日〜】


「その手に触れるまで」
“YOUNG AHMED”
6/19(金)〜 テアトル梅田 にて上映
尊敬するイスラム指導者に感化され、過激な思想にのめり込でゆく少年と家族
重苦しいトレーラーから目が離せなかった。
ダルデンヌ兄弟の監督作品最新作!


「ペイン・アンド・グローリー」
“Dolor y gloria”
6/19(金)〜 大阪ステーションシティシネマ にて上映
アルモドバル監督の最新作は、生きがいを見出せなくなった世界的映画監督が過去を振り返るという展開
監督もついに、そういう映画を創る心境になったのかな?! 
アントニオ・バンデラスなどキャストも豪華


「エジソンズ・ゲーム」
“THE CURRENT WAR”
6/19(金)〜 TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば にて上映
19世紀、電気の誕生による新時代を迎えようとしていたアメリカが舞台
なのに、カンバーバッチ、ニコラス・ホルト、トム・ホランドをはじめ、女性陣も英国俳優ばかりという映画
それだけでテンション上がるけど


「馬三家からの手紙」
“Letter from Masanjia”
6/20(土)〜 シネ・ヌーヴォ にて上映
米オレゴン州に住む女性が購入した、中国製商品の箱に隠されていたSOSの手紙
それは政治犯として捉えられ中国の労働教養所にいた男性が書いたモノだった。
カナダ製作のドキュメンタリー
法輪功の実践者の人たち、その証言を区役所で聴いてから中国の人権迫害には少なからず関心があります。


「島にて」
6/20(土)〜 第七芸術劇場 にて上映
日本海の沖合にぽっかりと浮かぶ山形県唯一の有人離島、飛島(とびしま)
そんな飛島の人々の暮らしを記録したドキュメンタリー
未来のヒントがここにある⁈


「ワンダーウォール 劇場版」
6/20(土)〜 第七芸術劇場 にて上映
京都、老朽化による学生寮の建て替えをめぐり、居場所を奪われようとしている若者たちの純粋で不器用な葛藤が描かれる。
NHKでドラマ放送してたのはなんとなく覚えてるなー


他にも、

「ナナゲイでもう一度観たい映画特集」として
「サウダーヂ」「月はどっちに出ている」
6/20(土)~26(金)第七芸術劇場にて上映

また、
「コロンバス」「私はあなたのニグロではない」
6/20(土)~ シアターセブンにて上映

 

 

【6月26日・27日〜】


「ワイルド・ローズ」
“Wild Rose”
6/26(金)〜 シネ・リーブル梅田、なんばパークスシネマ にて上映
刑務所から出たばかりで、二人の子供を抱えるシングルマザー
溢れる才能とカリスマ性を持ちながら、家族とスターへの道の間で選択を迫られる
トレーラーを見て、ジェシー・バックリーの歌声をもっと聴いてみたくなった


「SKIN/スキン」
“SKIN”
6/26(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
2003年に米国で発足したレイシスト集団「ヴィンランダーズ」の共同創設者ブライオン・ワイドナーが辿った実話の映画化
実話ベースなだけにキツそうだなー
悪行を悔いて新たな人生を築こうとする人は、応援したいけど


「アンティークの祝祭」
“La dernière folie de Claire Darling”
6/26(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
自分の終末を確信した女性が、長年かけて集めたアンティークをガレージセールで処分することに
それらコレクションの数々は、彼女の劇的な生きざまの断片であり、切なく悲劇的な記憶を鮮明に蘇らせるものでもあった
カトリーヌ・ドヌーヴとキアラ・マストロヤンニの親子共演も、
登場する小道具の数々も気になる


「ドヴラートフ レニングラードの作家たち」
“Dovlatov”
6/26(金)〜 テアトル梅田 にて上映
現代ロシアの伝説的作家であるドヴラートフ、
その知られざる激動の人生の6日間を切り取る
ドヴラートフ、勉強不足で知りません
映画見たら、本を読むきっかけになるかな


「ハニーランド 永遠の谷」
“Honeyland”
6/27(土)〜 第七芸術劇場にて上映
マケドニア、ヨーロッパ最後の自然養蜂家の女性の平和な生活は、エンジン音とともに7人の子供と牛たちを引き連れてきた一家の襲来で激変する。
年の歳月と400時間以上にわたる、対象との親密な関係の中で撮影された物語

待ってましたよ、 やっと観られる期待大!のドキュメンタリー


他にも、

「ナナゲイでもう一度観たい映画特集」として
「幻の光」「ノスタルジア」
6/27土)~7/3(金)第七芸術劇場にて上映

また、
「ブラインドスポッティング」
6/27土)~ シアターセブンにて上映

 


6月に入り、映画鑑賞できる生活に順調に戻りました。
ここ最近ではやっぱり、シアーシャの若草物語が最高!でした。
レビューあげたいけど、胸がいっぱいでうまく表現できません。
また観にいきたいなー