ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

3月第3週・第4週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」
母と子の愛憎、同性愛の葛藤と孤独などドラン監督らしいテーマで、二人の人生がパラレルに描かれる
前作「たかが世界の終わり」は置いてきぼりな感じでピンとこなかったけど、今作は普通に良かった
何よりジェイコブくんが、素晴らしい
素敵な大人に成長してほしいと、おばちゃんは願います


3月第3週・第4週から大阪市内で公開される映画、その中から気になる作品をピックアップします

 


【3月第3週】


「イーディ、83歳 はじめての山登り」
“Edie”
3/20(金)〜 テアトル梅田 にて上映
夫の介護に人生を捧げてきた83歳の女性が、夢だったスコットランドのスイルベン山に登ることを決意する。
山、登りたくなるかな〜


「山中静夫氏の尊厳死」
3/20(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
信州を舞台に、最期まで自分らしく生き抜くことの意味を問う映画
中村梅雀、津田寛治主演で地味だけどね


「盗まれたカラヴァッジョ」
“Una storia senza nome”
3/20(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
未解決の、カラヴァッジョの名画「キリスト降誕」盗難事件を元に繰り広げられるミステリー
名画盗難をめぐるサスペンスには、食指が動く


「シェイクスピアの庭」
“ALL IS TRUE”
3/20(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
シェイクスピアの晩年を映画化
興味あるし、ジュディ・デンチやイアン・マッケランも出演するし
けど、監督&主演がケネス・ブラナーだからなー(笑)


「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」
3/20(金)〜 大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズなんば にて上映
1969年5月、東大駒場キャンパスで行われた作家・三島由紀夫と東大全共闘との討論会の映像と、三島の生き様を映したドキュメンタリー
トレーラーを見る限り、熱い、いや暑苦しい映像だけど見逃したくない!


「大阪少女」
3/21(土)〜 第七藝術劇場 にて上映
足が悪くなった祖母にアパートの家賃の取り立てを頼まれた少女。
しかし、住人たちはなかなか家賃を払ってくれない。
逃げるのが嫌いな少女は、戦う決意をして家賃の取り立てを開始する。
えーっ、この先の展開が気になります。見に行きたいな。


「ダンシングホームレス」
3/21(土)〜 第七藝術劇場 にて上映
路上生活者や路上生活経験者だけで構成されたダンスグループ「新人Hソケリッサ!」を描いたドキュメンタリー


他にも

「生誕100年記念 異端の天才 キム・ギヨン」
3/21(土)〜 シネ・ヌーヴォ にて上映
私は未体験のキム・ギヨン作品、10作品が上映されるよう


【3月第4週】


「コロンバス」
“Columbus”
3/27(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
モダニズム建築の街として知られるコロンバスを舞台に、対照的な2人の男女の恋愛模様を描いたドラマ
「スター・トレック」「search/サーチ」のジョン・チョーが主役


「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」
“El Pepe, Una Vida Suprema”
3/27(金)〜 テアトル梅田 にて上映
2012年のリオデジャネイロでのスピーチで注目を浴びた第40代ウルグアイ大統領、ホセ・ムヒカ
収入の大半を貧しい人々のために寄付し、職務の合間にはトラクターに乗って農業に勤しむ
そんな彼をエミール・クストリッツァ監督が追いかける!


「ママをやめてもいいですか!?」
3/27(金)〜 テアトル梅田 にて上映
人知れず子育てに悩み、つまずき、それでも子供を愛し、前を向くママとその家族の歩みを、涙と笑いを交えながら綴ったドキュメンタリー


「娘は戦場で生まれた」
“FOR SAMA”
3/27(金)〜 シネ・リーブル梅田、シネマート心斎橋 にて上映
死者数十万人、泥沼化する戦地シリア
街で最後の一つとなった病院を運営する夫とともに戦場に残り、真実を映像に残すことを心に決めた若い母親、緊迫のドキュメンタリー


「恋恋豆花」
3/27(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
父の再婚相手というだけでよく知らない女性と台湾旅行に行くことになった少女
そこには魅力的なスイーツやグルメとの出会い、そして思いがけない人々との出会いが待っていた


「SHELL and JOINT」
3/27(金)〜 シネマート心斎橋 にて上映
幼なじみでもあり、都内のカプセルホテルのフロントで働く従業員の二人
カプセルホテルにはいろんな客がやって来て、さまざまな人生の断片が展開されていく

 

「幼い依頼人」
“어린 의뢰인/My First Client”
3/27(金)〜 シネマート心斎橋 にて上映
2013年に発生した継母児童虐待死亡事件を基に、その被害者の弁護士を中心に信じ難い全貌を描き出す実録サスペンス
けっこうシビアな話っぽいので、見ていて辛いかも


「ハリエット」
“Harriet”
3/27(金)〜 大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズなんば にて上映
奴隷解放運動家、ハリエット・タブマンの激動の人生を描いた映画
主役を演じるのは、トニー賞、グラミー賞、エミー賞ほか数々の賞を総なめにしたシンシア・エリヴォ

※「ハリエット」は公開延期になりました。詳細は公式サイトをご覧ください


「ソン・ランの響き」
“The Tap Box/Song Lang”
3/28(土)〜 シネ・ヌーヴォ にて上映
80年代のサイゴンを舞台に、取り立て屋青年とベトナムの伝統歌舞劇の花形役者の青年との出逢い描く

 

「春を告げる町」
3/28(土)〜 第七藝術劇場 にて上映
東日本大震災の発生直後から全町避難を余儀なくされた福島県双葉郡広野町
2020年東京オリンピックの聖火リレー出発地点でもあるこの町が問いかける、本当の復興とは?


他にも

「火口のふたり」
3/28(土)〜 シネ・ヌーヴォX にて上映
キネマ旬報ベスト・テン第一位だけど、公開時は見逃してた作品
直木賞作家・白石一文作品の映画化

 

新型肺炎の影響、日本もそのうち外出禁止令が出るんじゃないかと思いますね。
劇場が営業されているうちは、空いてる時間帯や作品を選んで足を運びたいと考えています。

「自分が感染しないように」ではなく、
万が一にも自分が感染していると仮定して「いかに周りに感染させないか」を考え行動しようと思っています。