ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

3月第1週・第2週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」

ビー・ガンの映画を見ると、一種独特の不思議な感覚に陥る。
現実と夢の境目が曖昧になり、旅に出たような気持ちにも。
個人的には前作「凱里ブルース」ほどの衝撃はなかったけど。
3D版を体験したらまた少し違った印象をもったかもしれない。
関西では2Dでの上映のみだったのが残念。


3月第1週・第2週から大阪市内で公開される映画、その中から気になる作品をピックアップします

 


【3月第1週】


「Fukushima 50」
3/6(金)〜 大阪ステーションシティシネマ、梅田ブルク7、なんばパークスシネマ、あべのアポロシネマ にて上映
東日本大震災時の福島第一原発事故を描く
しんどい映画だろうけど、見ておかないとなー
※追記
原作が門田隆将さんのノンフィクションと知って、一気に見る気が失せてしまった。
門田さんと言えば安倍友で、週刊ポストのあの記事を肯定するような発言など、普段から???な人物。
しかし、見てないウチから批判するのはアンフェアだと思うので今は何も言えません。


「ジュディ 虹の彼方に」
“Judy”
3/6(金)〜 TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、なんばパークスシネマ、あべのアポロシネマ にて上映
1939年、映画「オズの魔法使」で一躍スターダムに駆け上がったジュディ・ガーランド
レネー・ゼルウィガーが演じ、今年のアカデミー主演女優賞を受賞した。


「星屑の町」
3/6(金)〜 テアトル梅田、なんばパークスシネマ にて上映
のん主演の昭和歌謡映画
コメディなのかな〜?! 軽く見られそうな予感


「風の電話」
3/7(土)〜 第七藝術劇場、なんばパークスシネマ にて上映
天国に繋がるただ一つの電話とは?!
東日本大震災で家族を失った高校生と、故郷へ向かう彼女が出会う人々の物語


他にも

「大阪アジアン映画祭」
3/6(金)〜 シネ・リーブル梅田、梅田ブルク7、ABCホール他で開催
http://www.oaff.jp/2020/ja/index.html


「『パラサイト 半地下の家族』公開記念 鬼才ポン・ジュノの世界」
3/6(金)〜 3/19(木) シネマート心斎橋 にて上映
以下の4作品を上映
・『ほえる犬は噛まない』
・『殺人の追憶』デジタルリマスター版
・『母なる証明』
・『スノーピアサー』

「映画/批評月間《フランス映画の現在をめぐって》」
3/7(土)〜 3/13(金) シネ・ヌーヴォ にて上映
以下の8作品を上映
・『ソロ』
・『リベルテ』
・『シノニズム』
・『見えない太陽』
・『カブールのツバメ』
・『ディアスキン 鹿革の殺人鬼』
・『君は愛にふさわしい』
・『アリスと市長』


「象は静かに座っている」
3/7(土)〜 シネ・ヌーヴォX にて上映
前回上映時に見逃した作品
234分の上映時間がネックだけど、なんとか見に行きたい。
※訂正
上映館はシネ・ヌーヴォではなく、シネ・ヌーヴォXでした。

 

【3月第2週】


「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」
“The Death and Life of John F. Donovan”
3/13(金)〜 大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、あべのアポロシネマ にて上映
ある人気俳優が29歳の若さでこの世を去った。
謎に包まれた死の真相、その鍵を握るのは一人の少年だった。
監督・脚本はグザヴィエ・ドラン
いやー、楽しみだ


「ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像」
“Tumma Kristus”
3/13(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
作者不明の「運命の絵」に魅せられた老美術商とその家族を描いたフィンランド発のヒューマンドラマ


「酔うと化け物になる父がつらい」
3/13(金)〜 シネ・リーブル梅田、なんばパークスシネマ にて上映
松本穂香さんと渋川清彦さん主演で人気コミックエッセイの映画化
アルコールに溺れる父を持った作者の実体験に基づく


「レ・ミゼラブル」
“Les miserables”
3/13(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
ユーゴーの小説の映画化じゃなくて、その舞台となった街モンフェルメイユの今、現代の闇をリアルに描いた作品
移民や低所得者が多く住むこの街の現実を、シビアに描いてそう


「BOYS/ボーイズ」
“Jongens”
3/13(金)〜 シネマート心斎橋 にて上映
15歳の眩しい夏、思春期の男の子の淡いラブストーリーを描いたオランダ映画


他にも

「《デジタル・リマスター版 特集上映》 ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち」
3/13(金)〜 テアトル梅田 にて2週間限定上映
ヌーヴェルヴァーグ時代の代表作7作品(以下参照)
・『ローラ』
・『5時から7時までのクレオ』
・『女は女である』
・『女と男のいる舗道』
・『シェルブールの雨傘』
・『ロシュフォールの恋人たち』
・『ロバと王女』

「大阪アジアン映画祭関連企画【MadeGood短編ドキュメンタリー集】」
3/13(金)20:20〜のみ シネ・ヌーヴォ にて上映


新型肺炎の影響が映画館にも出はじめてるように感じます。
少しでも早く終息しますように。