ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

12月第4週・1月第1週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

「ゴーモン 珠玉のフランス映画史」は、シネ・リーブル梅田にて上映中です。

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先日観た「鱒」(1982年)はものすごいジャポニスム映画で、大屋政子さんもちらり出演してた。

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若かりしイザベル・ユペールの小悪魔っぷりが小気味いい。
対する男たちは薄汚く欲にまみれ、この時代のギラギラした雰囲気が感じられる。
ダンスフロアでかかる音楽も、ダサいことこの上ない(笑)
ちょっとヘンテコな作品だけど、クセが強くて嫌いじゃない。
ジャンヌ・モローやジャン=ピエール・カッセル、ダニエル・オルブリフスキと時代を感じさせる豪華キャスティングで、一見の価値あり。


この特集、まだまだ気になる作品があるけど、一日に一本だけの上映なので、まさに作品との「出逢い」ですね

 

12月第4週・1月第1週から大阪市内で公開される映画、その中から気になる作品をピックアップします。

  

【12月第4週】


「リンドグレーン」
“UNGA ASTRID”
12/27(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
スウェーデンの児童文学作家、リンドグレーンの若かりし日々を描いた映画
どんな人生から、あの素晴らしい作品の数々が生み出されたのか興味津々!


「だれもが愛しいチャンピオン」
“CHAMPIONS”
12/27(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
プロ・バスケットボールのコーチを解雇されたマルコが、知的障がい者たちのバスケットボールを指導することに
期待した通りの、ほっこりできる良い映画だといいなー


「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト」
“C'ERA UNA VOLTA IL WEST”
12/28(土)〜 第七藝術劇場 にて上映
セルジオ・レオーネ、1968年の傑作!
この時代の映画らしい、アナログかつ壮大な感じをぜひ味わってほしい
チャンスがあれば、もう一度ブロンソンに会いに行きたい

 

【1月第1週】


「ある女優の不在」
“3 FACES”
1/3(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
「人生タクシー」(2015)のジャファール・パナヒ監督最新作は、三世代の女優の心が交錯する物語


「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋」
“Long Shot”
1/3(金)〜 大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズなんば にて上映
大統領候補のスーパーウーマンと失職中のダメ男のロマンティック・コメディ
セス・ローゲンもすっかりメジャーになりましたね


「さよならテレビ」
1/4(土)〜 第七藝術劇場 にて上映
東海テレビ開局60周年記念番組「さよならテレビ」(77分)に新たなシーンを加え、映画化
トレーラーを見た時から気になってた
やっぱりドキュメンタリーには心惹かれる

 

今年も残すところあと4日
歳を重ね、月日の経つのが早いですー
みなさま、良いお年をお迎えくださいませ。