ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

7月第4週・8月第1週から公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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新海誠、監督・脚本・原作の「天気の子」

「君の名は。」のようなエンターテインメント性はなかったけれど、背景のヴィジュアルには圧倒されるような美しさが
「千と千尋の神隠し」の千がハクと手をつないで空を舞うシーン、そんな高揚感はなかったなぁ
主人公の少年に全く感情移入できなかったのも、少々辛かった
個人的には少女メインがやっぱり好きだ


さて、今日を含めた今週末からと、来週末から大阪市内で上映される映画の中から気になる作品をピックアップしました。

 


【7月第4週】

「リラの門 4Kデジタル・リマスター版」
“Porte des Lilas”
7/26(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映(2Kでの上映)
(ルネ・クレール監督生誕120周年記念上映)

 

「米寿記念 映画監督・篠田正浩」と題し
29作品が上映されます
7/27(土)〜 9/6 (金) シネ・ヌーヴォ にて上映

 

【8月第1週】


「風をつかまえた少年」
“The Boy Who Harnessed the Wind”
8/2(金)〜 テアトル梅田 にて上映
アフリカの最貧国マラウイ、貧困のため通学を断念した14歳の少年ウィリアムは、独学で風力発電を造り上げることを思いつく。
この奇跡的な実話が世界的ベストセラー「風をつかまえた少年」になり、今回映画化された
監督はチュイテル(キウェテル)・イジョフォーで、出演もしている


「存在のない子供たち」
“Capharnaüm”
8/2(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
12歳の少年の目線を通し、中東の貧困・移民問題を抉り出した人間ドラマ
監督は「キャラメル」のナディーン・ラバキー監督
トレーラー見ただけでも、結構辛かったです


「世界の涯ての鼓動」
“Submergence”
8/2(金)〜 大阪ステーションシティシネマ にて上映
ノルマンディーの海辺に佇むホテルで出会い、わずか5日間で恋に落ちた二人は、それぞれの任務を果たすため別れざるをえなかった
グリーンランドと南ソマリアを舞台に描かれる、極限下のラブサスペンス
ジェームズ・マカヴォイ、アリシア・ビィキャンデル主演、監督はヴィム・ベンダース


他にも

「巴里祭 4Kデジタル・リマスター版」
“Quatorze Juillet”
8/2(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映(2Kでの上映)
(ルネ・クレール監督生誕120周年記念上映)


ところで、

すでに7月12日から大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズなんば にて公開されてる
「さらば愛しきアウトロー」
“THE OLD MAN & THE GUN”

この作品がスコーンと抜けていたので、改めて紹介しておきます
16回の脱獄と紳士的な犯行スタイルの銀行強盗を繰り返した、実在の銀行強盗フォレスト・タッカー
「ほぼ真実」というキャッチコピーには食傷気味だけど、久しぶりに皺だらけのロバート・レッドフォード主演作(しかも引退作?)を見に行こうと思います
今週中がチャンスかも?!