6月10日 Moreton-in-Marsh → Oxford
モートン・イン・マーシュから鉄道で約35分、オックスフォードに到着。
今日の移動は、なんと楽チンなことか!
と思っていたら、駅からどのどのバスに乗ればいいのか、全くわからない(汗)
各系統毎のマップはあるんですが、バス全体の路線図がないので方角すら見当がつかないのです。
インフォメーションに人はいないし、事前に調べといたらよかったなぁ。
GoogleMapsを頼りに歩くこと20分、無事宿に着きました。
今日から2泊お世話になるB&B “Lakeside Guest House”
まだ午前中でしたが、部屋は使えるという事なので、ホッと一息
予約した部屋はプライベートシャワールーム付きでしたが、半階下にあるのでちょっと不便でした。
トイレは部屋の中にある方が、なんか安心できるんですよね。
その他は居心地のよい、なかなかいい宿だど思います。
お茶を飲んで休憩してから、いざ街中へ出発です。
宿のすぐ近くのバス停で、乗るべきバスがやっと判明しました。
街に出てまず庶民派小売店、マークス&スペンサーの紳士服売場へ直行。
実は相方が日本を出る時からずっと同じトラウザーズを履いているので、ここで購入するつもりだったのですが。。。。
サイズが全くない!
そりゃそうですよね。ウエスト73センチの欧米人男性なんて、ほぼいないでしょ。
普段、ネットでマークス&スペンサーのこのサイズを買ってるらしいんですが、それってアジア市場向けに販売してるだけじゃ?
香港の同店では買ったことがあるらしいので、欧米にはないサイズかもしれません。
結局、旅行の間15日間を1本のトラウザーズで過ごしたようです(爆)
さて、オックスフォードでは、ほぼドラマ「主任警部モース(Inspector Morse)」ゆかりの地、ロケ地を訪ねる旅になりそうです。
関連するドラマ「ルイス警部(Lewis)」「新米警部モース(Endeavour)」のソレもついでに。
これらの英ドラマに興味のない方には「なんのこっちゃ?」の内容なので、始めにお断りしておきます。
まず最初に目についたのが Magdalen St.にある Martyrs' Memorial
モース「消えた装身具(The Wolvercote Tongue)」などに登場する殉教者記念碑です。
同エピソードでアメリカ人観光客が宿泊した場所、Randlph Hotel(ランドルフ・ホテル)は、ここをBeaumont St.に入るとすぐの場所
残念ながらメンテナンス中で、外観を写真におさめることはできませんでした。
中にはモース・パブの1つで、その名も「The Morse Bar」があります。
ここでは「モース」に登場するパブやバーを「モース・パブ」と言わせてもらいますが、とにかくその数が多いのでなかなか追いきれません。
再びMagdalen St.からBroad St.を東へ進みます。
何かとドラマに登場するBlackwell's Bookshop 左隣はTheWhite Horse
Broad St.の端、ParksRoadとHolywell St.が交わる角にあるのが The Kings Arms
モース・パブの1つです。ここは別の入り口
Catte St.を南へ進みすぐ、左手に見えるのが通称 The Bridge of Sighs(ため息橋)
ため息橋も含め、ここNew College Laneはドラマに度々登場する場所
前を歩くのは学生さん
(追記)
↓ Lewis S.5_Ep.2 でmonk(修道士)ではなくfriars(托鉢僧)が入っていったドア
人混みを通り少々疲れていたので、ここの静かな雰囲気にはホッとします。
(追記)
↓ Lewis S.2_Ep.1 でフィリップ(Tom Riley)とハサウェイが歩いてた道
ここら辺にもモース・パブがあったはず......と思っていたのですが、どうやら逆方向に進んでしまっていたよう。
私がたどり着けなかったパブ、The Turf Tavern(タフ・ターバン)
「モース」はもちろん、最近では「ルイス」S.8_Ep.2でハサウェイがマドックスに「ポークの揚げ菓子」を渡すシーンで使われてました。
ハサウェイも体に良くないと言ってたこの「ポークの揚げ菓子(Pork Scratchings)」は、豚の皮を油でカリカリに揚げたスナックらしいのですが....
(画像はWikipediaより転載させていただきました)
こんなのだと知ってたら、ちょっと食べてみたかったかも。
相方いわく美味しくないらしいのですが、「カリカリに揚げた」というキーワードにめっぽう弱いのです、私。
という訳で、The Turf TavernにもPork Scratchingにも縁がなかった私ですが、次回訪れた際にはぜひっ!
追記)沖縄にはPork Scratchingと同じような物があるらしいです。あとタイとかにも。
私は食べた事なかったけど。
ところで「ルイス警部」のリジー・マドックス(Angela Griffin)は、とても気のいい人キャラクターです。仕事もできるし。
このドラマはルイスをはじめ良い人が多すぎて出来過ぎ〜、と思う時もありますが、ハサウェイがちょっと変人だからその部下はこれくらいの人でないと勤まらないのかもしれませんね。
個人的には少しマンネリを感じていたこのドラマ、マドックスが加わる事で新鮮な感じがして、もはや彼女ははずせない存在になっていると感じます。
有名な Radcliffe Camera(ラドクリフ・カメラ)
明日のバスを調べに駅まで行ってから、再び街を散策
St Aldate's をずっと南に下り、左手にクライストチャーチを通り過ぎたあたりの右側に Cafe LOCO があります。
ドラマ「ルイス警部」のファンの方が発信された情報で知ったお店で、S.6_Ep.4に登場します。
ちょうどお腹もすいてきたので、アフタヌーンティーをいただく事に。
1人に1つだと多そうなお店の人の反応だったので、相方とシェアしたのですが、正解でした。
量はそう多くないのですが、ケーキ(一番上のトレイ)がどれも甘い!
元々、甘いのがそう得意じゃないからだと思いますが。
ちなみに、サンドイッチとスコーンは美味しかったし、値段もお手頃。
スタッフの感じも良く、寛げるお店でした。
お隣は Alice'sShop でした。
テムズ川の手前を東へ、Christ Church Meadow Walk へ入ります。
川沿いの道をしばらく歩き、左に折れると並木道が。
右手にはメドウ(牧草地)が広がります。
街中にこんな場所があるなんて、安らぎますねぇ。
大阪市内にも、ぜひ森を作ってほしい!
この先、道は Christ Church(クライストチャーチ)へと向かっています。
映画「ハリー・ポッターシリーズ(Harry Potter Series)」の食堂のシーン(グレイト・ホール)が有名ですね。
「モース」の他にも「ブライズヘッドふたたび( Brideshead Revisited)」など、様々なドラマの撮影に使われているようです。
ルイス・キャロルゆかりのカレッジ、案内板にアリスがいます。
Broad Walk を西に、再びSt Aldate'sに入り街の中心に戻ります。
St Giles' を北上、St.Cross Collegeの1つ北側にあるのは、モース・パブ The Eagle and Child です。
(追記)Lewis S3_ep1 にも登場
やはり、人気のあるパブ。
あまりの混雑にここで夕食を食べるのは断念し、ビターエールをハーフパイント飲んで退散しました。
結経、この日はオーガニックのお店でサンドイッチを買い帰ることに。
宿で軽い夕食を食べながら見るTVも、結構楽しみです。
アンティークを査定する(以前日本でも放送されてた)番組や、犬の優れた能力を紹介する番組、ガーデニングのコンテストなど、どれも英国らしくて興味深いプログラムです。
昨日はジョン・ソウ(モース)の出世作、ITV製作「ロンドン特捜隊スウィーニー(The Sweeney)」も再放送されてました。
そういえば、この頃BBCニュースでは、マレーシアのキナバル山頂で裸になったり放尿した観光客の話題ばかり放送されていました。
この「聖なる山」にバカ丸出しの行為をした内の一人が、英国人女性(学生)だったからです。
「郷に入れば郷に従え」ですね。
11へ続きます
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