今日は見にいきたい映画があったんですが、あえなく断念。
午前中に病院に行っただけでグッタリしてしまったので、無理はしない事にしました。
この酷暑の中、梅田ガーデンシネマは駅から遠いよ! それでも、
グランフロント大阪が出来たおかげで、屋外移動の距離はかなり縮まりましたが。
家で不貞寝してると、BSプレミアで放送されてました。
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我が家はまだ再生できる環境ではないのですが、やっぱりブルーレイだともっと奇麗なのかな〜?
4Kテレビのニュースとか耳にしますが、高画質を追求する世の中の流れに
全くついていけてないですわー。
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この映画については様々な場所、もちろんネット上でも語られつくされていますので、
特に言うこともないのですが、久しぶりに見て感じるところがありました。
はっきり言って好きな映画ではないのですが(笑)、ここのところ漠然と感じていた
映画に対する失望感(と言うとちょっと大げさかも)が払拭されたというか、
あぁやっぱり映画って良いなぁという気持ちを、久しぶりに思い出させてくれました。
見る者の解釈にゆだねる映画だと思うので、作品について想像力をかき立られる
そんな楽しみがあります。が、それ以上の魅力はこの作品の持つ“映像力”ではないでしょうか。
映像作家としてのキューブリックはやはり、ずば抜けていると感じます。
1968年の公開時にこの映画を見た人達は、さぞ驚いたんでしょうね。
いや、もしかしてあまりにも革新的すぎて、不思議な感じがしたんでしょうか?
ボウマンが光の洪水を通り抜けた(正直、ここのシーンは長いなぁと感じます)後に登場する、
ロココ様式のような白い部屋、あの部屋の醸し出す空しさといったら、どうでしょう。
私の胸が一番ザワザワするのは、この一連のシークエンスです。
前述した“映像力”とは、Sci-fi作品としての斬新さだけではなく、
こういった映像によって(音楽の効果ももちろんあるのですが)、
“見る者の心に何かを刻みつけるような力”といった意味でもあるのです。
それでいてこの映画、いつの間にか夢の中に引き込まれることもしばしばあります。
実は今日も途中で眠くなり、後から改めて録画したものを引っ張りだしてきて見直しました(笑)
宇宙空間を表現した映像ってなんだか眠くなります。生理的に心地良いと感じるからでしょうか。
映像がすべてを語るといったタイプの映画なので、一度は劇場で見たいと思います。