ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

それでも恋するバルセロナ

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マイケル・ジャクソンが亡くなり、
哀悼の意を表したいと思いつつも、言葉がみつかりません。
彼の偉業に感謝し、安らかな眠りを願うだけです。
そして、どーにかならへんかったんかなぁとついつい思ってしまいます。。。。


それでも恋するバルセロナ
監督:ウディ・アレン
(2008年 アメリカ・スペイン)

夏のバカンスを過ごそうとバルセロナにやってきたヴィッキー(レベッカ・ホール)と
クリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)。
ある日、パーティで見かけた画家(ハビエル・ハルデム)とレストランで再会した
クリスティーナたちは。。。。

「望まないものはわかるけど、望むものはわからないの」
自分探しってヤツですか? クリスティーナさん。

オラ!エスパーニャ
少なからずバカンス気分になれてごきげんさん〜でした。

様々な民族・文化が存在しあやうく共存している様に見えるスペインという国は、
民族的な生存競争に日頃さらされていない日本人である私には、
未知でミステリアスな存在です。
そういえば、ヴィッキーはカタルーニャ文化の関する論文を書く為に
バルセロナに来たと言ってましたね。

そんな彼女はいわゆる堅物で婚約者のいる女性。
一方クリスティーナは、恋愛に開放的で情熱的になれる何かを探し求めている。
ありがちな友人の組み合わせに思えるけど、ここにペネロペ演じるクレージーな画家
マリア・エレナが絡んできて複雑な展開に。
ヴィッキーが自分の気持ちに滑稽なまでに右往左往したり、
ウディ・アレンらしいコメディで嬉しくなる。

今回はペネロペが光ってて、ハビエルさん存在感ちょい薄かったかな。
それでも、若い時は暑苦しいヤツやなぁとか思えんかった彼も年を重ねて
魅力が増してきましたなぁ。

パークスシネマにて鑑賞。