ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女

ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女
監督 アンドリュー・アダムソン
(2005年/アメリカ)

【物語のはじまり】
20世紀を代表する英国作家、C.S.ルイスによる全7巻からなるファンタジー巨編
ナルニア国物語」シリーズの第1章を映画化。(2005年/アメリカ)
第二次世界大戦下のイギリス。ピーター、スーザン、エドマンド、ルーシーの4人の兄妹は、
空襲を避ける為、田舎の屋敷に預けられる。
ある日、ルーシーがかくれんぼで大きな古い衣装だんすに入り奥に進むと、
そこは雪のふりつもる別世界だった。。。

日本での評判はあまり芳しくなかったようですが、結構楽しめました。
なんといっても、衣装だんすから雪の降り積もった森に抜ける時のあのドキドキ感。
初めてルーシーがナルニアに入ってフォーンのタムナスさんと
出逢うシーンなんかすごく愛らしくて!
ルーシー役の子も可愛いすぎなくて好感持てました。

また、イギリス原作のお話らしく、タムナスさんやビーバー一家で
熱いお茶をいただいたり、野営地でトーストを食べたりと気になるシーンも
いろいろあります。原作にはそこらへんの詳しい記述があるそうなので
是非読もう!と思いました。くいしんぼの血が騒ぐ。ザワザワ

また、にんまり笑えるシーン(ピーターとバービーの初対面シーンなど)も
所々にあって、全体的にわくわくする映画でした。
この物語には宗教(キリスト教)的背景があるらしいですが、
興味のない人やとらわれたくない人は、無視して観る事もできると思います。

正直、CGでの動物の大げさな表情はあまり好きじゃないし、後半の戦闘シーンからは
あまり面白くありませんでしたが、それを差し引いても楽しめる映画だど思います。

英国BBC放送で1988年から放送されていたというドラマ版は、
現在ビデオも廃盤になっているようです。。。是非観たい!
実写映画化シリーズ第2作は、2008年5月16日全米公開ということです。

それにしても、ジェームズ・マカヴォイのタムナスさんは最高!