ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

11月20日からの2週間、公開(大阪市内)の映画で気になるのは

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「少女ムシェット」(1967年)は今見ても感じるところの多い映画だなぁ、名作

 

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「バルタザールどこへ行く」(1964年)は初見だったけど、人間が愚かすぎてちょっとイラッとしてしまった(笑)

 

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一週間限定だったのでテアトル梅田での上映は終わってしまいましたが、この2本を映画館で見られて幸せでした。

 

ブレッソン作品は削ぎ落とされててて淡々としていて残酷なんだけど、ある種の美しさを感じる。

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ミニカレンダーもいただけて嬉しかった。


今週末からと、来週末から
大阪市内で公開される映画の中から
気になる作品をピックアップします

 


【11月20日・21日〜】


「ホモ・サピエンスの涙」
“Om det oändliga”
11/20(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
スウェーデンのロイ・アンダーソン監督、最新作は時代も性別も年齢も異なる人々が織りなす悲喜劇
全33シーンすべてがワンシーンワンカット!


「音響ハウス Melody-Go-Round」
11/20(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
昨年創立45周年を迎えたレコーディングスタジオ・音響ハウスにスポットを当てた音楽ドキュメンタリー


「家なき子 希望の歌声」
“Rémi sans famille”
11/20(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
小さい時に見た「家なき子」はよく覚えてないけど、子供が主人公のフランス映画って、つい見たくなる


「Mank/マンク」
“Mank”
11/20(金)〜 シネ・リーブル梅田(1週間限定)、シネマート心斎橋(2週間限定) 上映
デビッド・フィンチャー監督、ゲイリー・オールドマン主演のNetflixオリジナル映画
1930年代のハリウッドを、機知と風刺に富んだ視点で描く


「ばるぼら」
11/20(金)〜 シネ・リーブル梅田、シネマート心斎橋、なんばパークスシネマ にて上映
手塚治虫の大人向け漫画「ばるぼら」を、手塚眞監督、撮影監督クリストファー・ドイル、主演は稲垣吾郎、⼆階堂ふみ
エロティックな作品(R15+)みたいです


「THE CROSSING ~香港と大陸をまたぐ少女~」
11/20(金)〜 TOHOシネマズ梅田 にて上映
中国、深センと香港を越境通学する女子高生の主人公はスマートフォンの密輸に手を染めていく
香港と中国大陸の現状をリアルに描き、青春の輝きと脆さを映し出した作品


「ボヤンシー 眼差しの向こうに」
“BUOYANCY”
11/21(土)〜 シネ・ヌーヴォ にて上映
カンボジアの貧しい田舎からタイへ出稼ぎにきた少年が体験する過酷な強制労働の体験を、取材に基づく事実にフィクションを織り交ぜて描いた人間ドラマ
トレーラーの印象では、しんどい映画かな


他にも

「セルゲイ・ロズニツァ〈群衆〉ドキュメンタリー3選」
11/21(土)〜 シネ・ヌーヴォ にて上映
以下、3作品を上映
『国葬 STATE FUNERAL』
『粛清裁判 THE TRIAL』
『アウステルリッツ AUSTERLITZ』


【11月27日・28日〜】


「エイブのキッチンストーリー」
“ABE”
11/27(金)〜 テアトル梅田 にて上映
12歳の少年が"手作り料理"を通じてアイデンティティーと家族の姿を見つめ直す、成長ストーリー


「アンダードッグ 前編」
「アンダードッグ 後編」
11/27(金)〜 シネ・リーブル梅田 にて上映
森山未來、北村匠海、勝地涼それぞれの物語がありそうで気になる
ただ、ボクシング映画ってアドレナリン放出されるせいか疲労感が。。。。
「あゝ、荒野」も長尺でも面白かったけど、どっと疲れたもんなぁ


「佐々木、イン、マイマイン」
11/27(金)〜 大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズなんば にて上映
東京でくすぶっている主人公が、高校時代に圧倒的な存在感を放っていた同級生・佐々木と仲間たちとの日々を思い起こす
新鋭・内山拓也監督による20年代の青春映画

 

それにしても、コロナはその国の政権の手腕を露わにしていますね。
台湾、ニュージーランド、フィンランドなど女性がリーダーシップを取ってる国は、コロナ対策うまくいってて羨ましい!