ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

2018年、印象に残った映画のこと

2018年映画館で観た128作品を振り返り、特に印象に残った何本かについてメモっときます

良い映画ばかりで、めちゃくちゃ絞るのが難しいのですが、
さっそく行ってみよう!


「ぼくの名前はズッキーニ」

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とにかく大好き
キャラクターや色彩も含め、その世界が愛おしくて!
ストーリーもだけどエンディング曲も良くて、最後の最後まで泣かせるぜっ 

 
「犬ヶ島」
こちらも、ストップモーションアニメ
字幕版だと情報が追いきれなくて結構忙しい
ゆえに、複数回観に行くことになる
が、ハマると何回でも観たくなるウェス・アンダーソンの世界、圧巻!


「ラッキー」

静かに、ジワジワくるのがいいのよー
とぼけたタッチだけど、生きる事・死ぬ事にちゃんと向き合いたいと思わせる一本


「ウインド・リバー」

アメリカの人種差別を根底に感じさせる息苦しい題材だけど、とにかく脚本が素晴らしくて見応えがあり、感情が揺さぶられる
ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセンともに惚れる演技!


「スリー・ビルボード」

最初きっと忘れられない映画になる!と確信したけど、やっぱり今も強烈な印象を引きずってる


「希望のかなた」

「ル・アーヴルの靴みがき」もそうだったけど難民シリーズ(なのか?)は、一段と優しい視線から人を描いてる気がする
シニカルだけどユーモラス、絶妙のさじ加減!


「凱里ブルース」

生々しい感覚が残る夢をみたような、言葉で表現しにくい感覚的な作品
こういう体験は、映画館でしかできないと思う


「恐怖の報酬 オリジナル完全版」

狂気! すごく面白いけど、ものすごく疲れる(笑)
執念の映画なんだけど、実はあっけないという皮肉


「運命は踊る」

見るものを覚醒させるような効果的な構図、緊張感の中にもユルさがはさまれる演出、色んな面で深い映画
戦争という過ちを何度も繰り返す、愚かな人間の運命は踊る
忘れられない映画になった!


「馬を放つ」

いい意味でリアリティがなくて、ファンタジー
物語云々ではなく、伝説を背景にしたビジュアルも含め、映画館で見ないと良さが伝わりにくい作品だと思う


他にも、

映画愛が止まらない!
「ブリグズビー・ベア」

苦しいけど、心がわしづかみされた映画
「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」
「ビューティフル・デイ」

味わいあるヨーロッパ映画の中から
「花咲くころ」
「心と体と」
「大人のためのグリム童話」
「判決、ふたつの希望」
「顔たち、ところどころ」

英国が舞台の映画から厳選して
「パディントン2」
「輝ける人生」

日本映画からはこの3本
「blank13」
「万引き家族」
「きみの鳥はうたえる」

カタルシス得られる、エンターテイメント
「15時17分、パリ行き」
「アイ、トーニャ」
「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」
「ボルグ/マッケンロー」
「ボヘミアン・ラプソディ」

社会派娯楽映画、手に汗握った
「ペンタゴン・ペーパーズ」
「ウィンストン・チャーチル」

ドキュメンタリーは良い作品ばかり!
「デイヴィッドとギリアン」
「私はあなたのニグロではない」
「ゲッベルスと私」
「ぼけますから、よろしくお願いします」
「 子どもが教えてくれたこと」
「サムライと愚か者 オリンパス事件の全貌」
「いろとりどりの親子」

 

これでも結構削ったんですけど、多くなってしまいましたね
今見返してみると、「君の名前で僕を呼んで」「レディ・バード」「シェイプ・オブ・ウォーター」などの超話題作も埋もれてしまってます

ブログを始めて約12年、昨年は最も良い映画に恵まれた年のひとつに数えられるかもしれません

今年も、こんな風に良い映画と出会えますように!