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ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

Sherlock Series 4(シャーロック シーズン4)現時点での感想

TVドラマ(海外)

今年(2017年)の1月1日21時から3週にわたり、英BBCで放送された「シャーロック」のシリーズ4(アメリカではシーズン4と言いますね)
お正月が明けた頃から iPlayerで見始め、やっと全部見終わったので軽く感想を記しておきたいと思います
とはいえ、私の英語力はかなり低いので勘違い&大きな見落としがあるかもしれませんので、ご了承ください

ここから先は既にドラマをご覧になった方、ネタバレOKな方のみお進みくださいね

 
(注)ここから先は「シャーロック」S4の粗筋や結末に触れています!自己責任でお読みください

 


かつてなくダークなシリーズ」と予告されてましたが、そのとおりです
シリーズ3のラストエピソードを「ストーリー展開&ラストへの持っていき方が、個人的に乗れない」と3年前に記しましたが、この流れが続いてるな〜という感じで、かなり残念な結果でした


Series 4: 1. The Six Thatchers

TVハッキングでモリアーティの映像が流れ、ロンドンに呼び戻されたシャーロック
マイクロフトとの小競り合いなど、前半だけは面白かった

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ハイテンションでジンジャーナッツ(クッキー)を頬張るシャーロック(笑)

オープニングの後、水族館のシーンではベネディクト・カンバーバッチの美声が堪能できます
が、その後の展開が重いっ!

正典「六つのナポレオン」同様、胸像の中に重要なものを隠したというのは予測できますが、それがかつてメアリーもジョンに託したあのUSBだったとはね〜
メアリーが主役とも言えるこのエピソード、ラストに彼女を葬ってしまうのは最終話に向けての根回しという感じがします

根回しと言えば、バスの中で知り合った女性と連絡を取り合うようになるジョン、さすが女好きキャラです(笑)
このEが頭文字の女性、後のエピソードの伏線になっています

私はドラマには「笑い」の要素に重きをおいて欲しいんで、そしてジョンがシャーロックに八つ当たりするパターンは苦手なので、後味が悪かった
さらに、謎解きの面白さや小気味良さもほぼ感じられなかったし。。。。
最後のシーンも含め、ベネディクトの声が堪能できるエピソードというだけかも


Series 4: 2. The Lying Detective

このシリーズで唯一、普通に面白いエピソード
「シャーロックとジョンが協力して事件を解決!」
全部、このパターンでいいんじゃないですか?!
そこに笑いをちりばめてもらえれば言う事ないんですよ

ミセスハドソンのはじけっぷりが可笑しい

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泣いたフリでジョンに約束させたあとケロッとしている、こういうパターン嫌いじゃないです

セラピストの家でシャーロックが「今迄遭遇した中で、一番卑劣な人間(the most despicable human)」と言ってたカルバートン・スミス役は、トビー・ジョーンズ

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シリーズ3のCAM(マグナセン)の方がネチネチしていて冷酷なスゴミがあって、嫌な感じでした
今回のスミス氏はトビー・ジョーンズが演じているせいか、どことなく愛嬌があります

「シャーロック・ホームズの冒険」(ジェレミー・ブレット)の「瀕死の探偵」を見た時は、カルバートン・スミスがすごく憎たらしかったのを覚えています
で、その後、ホームズがヤツをギャフンと言わせて胸がすく思いだったのです

その点今作は、シャーロックが証拠を掴む為に自らおとりになっているのがミエミエで、スリリングな面白さはさほどありません
でも、このゆるい感じも悪くない
シャーロックが死んだと思わされていた事を、今でもジョンは相当根に持ってることがわかるやりとりもあったりして
そんな粘着質(笑)な彼には、親近感がわきます


Series 4: 3. The Final Problem

前エピソードで撃たれたと思ったジョンが、何事もなく登場したのには???
面白かったのは冒頭20分だけで、あとはヘタレの私は見ていてしんどかった
そして、見事にキレイごとっぽい締めくくりでした

ついにシャーロックの姉が登場しますが、ダークすぎるキャラでしょっ!
ジョンがバスで知り合った女性、新しいセラピスト、カルバートン・スミスの娘になりすましたクライアントと、全員この姉だったとはね〜

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顔だけでは識別しにくいけど、声を聴くとよくわかります

この、Sian Brookeという俳優さんはドラマ他で見覚えのあるお顔です
(最近では「ルイス」のシリーズ8(ネメアの獅子)の難病の子供を持つお母さん役)
彼女は「ハムレット」でもオフェーリア役でベネディクトと共演していたんですね

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マスグレーヴの屋敷

最後にあの姉の精神的救いとなるなんて、シャーロック、なんていう包容力でしょ!
今回レストレードに「a good man」と言われたシャーロックですから、これが最終回という解釈をしてしまいます
メアリーが残したメッセージや、RATHBONE PLACEという場所を二人が駆け抜けて行くラストシーン

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これってやっぱり、最終回的締めくくりですよね?!
ただ、モファット&ゲイティスは「最終回ではない」と言っているらしいです

今回のようなダーク路線が続くくらいなら正直、これで終わりで良いのでは?と個人的には感じます
(日本語版を見て、また気持ちが変わるかもしれませんが)
シリーズ3の第2話(と3話の前半)までが面白かったし、笑える箇所も多くて良かったかな
それでもスピンオフとして二人が登場する何かをたまには見たいので、そこんところには多いに期待してしまいます
(って、制作側がそうじゃないと言ってるのに、勝手に最終回扱いしてるわ私)

シリーズ4のラストエピソードは英国で放送があった15日に劇場(アメリカでは2度公開されたよう)で、テレビでは放送されない15分の映像も含まれた状態で公開されたようです
その15分の映像が全く気にならないと言うと、嘘になります
日本では、いったいどういう公開の形になるんでしょうね〜?

 

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