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ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

2016年、印象に残った映画のことを少しだけ(1月11日追記しました)

みなさま、新しい年もよろしくお願いいたします!

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↑ お正月番組で中継してたダイヤモンド富士、恥ずかしながら思わずTV画面を撮ってしまいました

昨年は世界中で心ざわつく出来事が多い一年でしたが、
2017年が少しは平和な年になるよう、願っています

私個人はバタバタと過ごした昨年、ブログを始めてから一番映画館に行く回数が少ない年だったかもしれません
そんな中から、今振り返っても鮮やかな印象が残る映画は何だったでしょうか〜


1月、一昨年に引き続き『若尾文子映画祭 青春 アンコール』から始まった劇場通いでしたが。。。。

昨年の一本と言えばコレ!
“ナショナル・シアター・ライヴ”「夜中に犬に起こった奇妙な事件」

NTライヴ、昨年は「橋からの眺め」を含め2本のみの鑑賞でした
厳密に言うと「映画」のくくりじゃないかもですが、これまでのNTライヴの中で一番感動し、また昨年劇場で見た映像の中でも一番心に残った作品なので、紹介しておきたいと思います

さて、昨年末に放送(NHK)された「自閉症の君が教えてくれたこと」は、2年前に放送された東田直樹さんのドキュメンタリーの続編のような番組でした
以前の番組を見た時ほどの衝撃はありませんでしたが、こちらも興味深いものでした

こういったドキュメンタリーとは違い「夜中に犬に起こった奇妙な事件」は、自閉症というテーマを取り扱いいつつエンターテインメント性も申し分なく芸術性も高く、楽しい作品だという事が素晴らしい!
無条件に感動を与えてくれる作品は本当に貴重だし、この作品を見た後の高揚感は今でも覚えています


また、そこまで力説するほどでなくても、素敵な映画がいろいろありましたよ〜

監督の個性を感じる映画や、ヨーロッパの小さな佳作には吸引力があります
ジャコ・ヴァン・ドルマル監督「神様メール」
オランダ映画「孤独のススメ」
スウェーデン映画「幸せなひとりぼっち」
フランス映画「奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ」

 

大規模映画館で上映されたアメリカ映画では、この3本が良く出来てて面白かった
「ルーム」
「スポットライト 世紀のスクープ」
「ニュースの真相」
うち2本はジャーナリズムに関する映画で、見ごたえを感じるのは個人的好みでしょうか

 

そして、日本映画はこの2本が面白かった
阪本順治監督の「団地」
昨年の大ヒット「君の名は。」(1月8日現在も上映中)


また、甘酸っぱい青春を描いた映画も良かった
ミシェル・ゴンドリー監督「グッバイ、サマー」
ジョン・カーニー監督「シングストリート」
正直言うと ↑ この映画より一昨年の「はじまりのうた」、さらには「ONCE ダブリンの街角で」(2007年)の方がもっと好みですが、このままコンスタントに撮り続けて欲しいと思います

こうして振り返ると、感想をあげられてない作品も多いです(汗)

それから嬉しかったのは
「冬冬の夏休み」(1984年)を映画館のスクリーンで見られたこと (*^.^*)

今年も映画館での良い時間を、そしてそれを反芻する時間を楽しみたいと思います
みなさまにとっても、今年が良い映画時間を過ごせる年でありますように!

 

(1月11日追記)
とても大事な映画の事を忘れてました!
「とうもろこしの島」(2014年)です

「夜中に犬に起こった奇妙な事件」と同じくらい心揺さぶられたのに
記憶がスポーンと抜けてて、自分が怖いです

続けて見た「みかんの丘」も素晴らしい映画でした
けど、圧倒されたのは「とうもろこしの島」なのです
これは、タル・ベーラの「ニーチェの馬」(2011年)を見た時以来の感覚かもしれません

少しネタバレになりますが、ちょこっと感想を記しておきます

「みかんの丘」は、ジョージアとアブハジア間の紛争の最中、みかん栽培を続ける主人公イヴォが、日常の営みを大切に暮らす姿が描かれています
敵・味方の線引きをせず誰とでも人として付き合うイヴォは、さりげないけど計り知れない勇気をもった人なんだなぁ
結末はなかなか切なけれど、人間を信じたくなる映画です

一方「とうもろこしの島」は物語に起伏はなく、セリフも極端に少ない(必要がない)
老人が、川にできた中洲に小屋を建てとうもろこしの種を蒔き苗を育てる、そんな人間の営みが延々と描かれています
日常の中、川の両岸から銃弾が飛び交うという環境は「みかんの丘」と同じなのですが
ラストシーンは圧巻! やはりという感じですが、CGは使ってないらしい、すごいですよ
かなり絶望的な展開で暗い気持ちにも一瞬なるんですが、寓話的なので許せてしまう
その変も「ニーチェの馬」と共通してるのですが、←これほどは暗くない
ラスト、命が受け継がれるようなショットに少しだけ希望を感じさせられます

公式サイト:http://www.mikan-toumorokoshi.info/

 

レビューをあげないまでも、見た映画のタイトルくらい記録しておかないとこういう事故(?)が起きますね
反省しきりです

 

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