第87回アカデミー賞、今年はWOWOWに加入してたので朝からバッチリ録画しましたよ〜
月曜日は休日だけど、さすがにベッタリとテレビの前に貼り付いてる暇はなかった。
録画を気になる所だけピックアップして見ているので、何か間違いがあったらごめんなさい。
さて、オープニングの楽曲「Moving Pictures」
過去の作品名やアクターの名前を織り込んだ曲を、司会のニール・パトリック・ハリスが、後から(「イントゥ・ザ・ウッズ」の役柄そのままシンデレラで)登場したアナ・ケンドリックと共に歌い上げる。
なかなか古典的盛り上げ方だなぁと思っていると、ジャック・ブラックが客席から登場して、ぶち壊すという展開に ♪
ジャック・ブラック良かったよ!!
このハリスのパフォーマンス中に、歌詞そのまま「やけ酒をあおるベネディクト・カンバーバッチ」のショットが挟まれるなど、ベネディクトさっそくこういう演出に参加してるのね(笑)
★外国語映画賞はポーランドの「イーダ(IDA)」
私が気になるのは、第40回セザール賞で7部門を受賞した「Timbuktu(ティンブクトゥ)」ですが、それ以外の3作品も日本で公開される事を熱望!します。
オスカーに関しては、作品賞よりも外国語映画賞の方が正直気になります。
さて、授賞者の発表と同時に楽しみにしているのが、歌曲賞候補曲のパフォーマンスです。
★先日のグラミー賞受賞式でのパフォーマンスが記憶に新しいCommon&John Legendによるコラボレーション曲“Glory”
会場の盛り上がりが半端無かったのですが、やはりこの曲が受賞しました。
キング牧師と公民権運動、タイトルにあるセルマで起きた事件とその後を描いた映画「Selma」の主題歌です。
今のアメリカで、こういうテーマはタイムリー(というと語弊があるかな)ですね。
「LEGO(R)ムービー」の主題歌 “Everything Is Awesome”を紹介したマリオン・コティヤール(キュート!)をはじめ、今年は白のドレスが目についたオスカー。
そういえば、ガガもレッドカーペットで白のドレスだった。
そのレディ・ガガのパフォーマンスは、「サウンド・オブ・ミュージック」のトリビュート。
これも見ごたえがあって素晴しかった。彼女の二の腕たくましいわ〜
その後、ジュリー・アンドリュースが作曲賞プレゼンターで登場!
“Glory”のパフォーマンスと受賞後のスピーチ、そしてここが一番の盛り上がりだったかな。
★短編実写映画賞は、昨年の「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」で上映された「一本の電話/The Phone Call」が受賞
サリー・ホーキンスも無償でこの作品に出演していたようです。
★短編ドキュメンタリー賞を受賞したのは「クライシス・ホットライン(原題)」
これはアフガン帰還兵でPTSDに苦しむ人達からの電話を受ける人達のドキュメンタリーのようです。
帰還兵の自殺は戦死者数を上回るとも言われているようで、非常に気になる映画です。
★短編アニメ映画賞は 「愛犬とごちそう(feast)」
日本では「ベイマックス」と同時上映された短編
他のノミネート作品を見ていないからあまり軽率には言えないけれど、個人的には今ひとつ良さがわからない。。。
★長編アニメ映画賞は「ベイマックス(Big Hero6)」
意外にも「LEGOムービー」は長編アニメ映画賞にノミネートすらされてないんですね。なんでだろ〜?
★助演女優賞はパトリシア・アークエット(6才のボクが、大人になるまで。)
プレゼンターのジャレッド・レトは、相変わらずのオシャレさん。
昨年の白のタキシードもダントツに良かったけど、今年はうすいブルーのタキシードの胸元に小さなピンク色のバラが。
こんな可愛いコーディネートが似合っちゃう43歳、なかなかいないよね。
パトリシアをそっと気遣うような様子にも、好感度高し!
★脚色賞を受賞した「イミテーションゲーム」の脚本家グレアム・ムーア
彼のスピーチにはグッときてしまいました。うん、感動した。
「16歳の頃、自分は変わっていて周りにも溶け込むことができなくて、自殺しようとしたけど(中略)周りと違うことを悩んでる人に大丈夫だよというメッセージを届けたい」と
★主演男優賞はエディ・レッドメイン(博士と彼女のセオリー)
おめでとう、 エディ!
素直に喜びを爆発させる様子が、なんともいえず可愛いですよ〜
プレゼンターのケイト・ブランシェットもつられて笑っちゃってます。
★主演女優賞はジュリアン・ムーア(アリスのままで)
めちゃくちゃ嬉しそうでしたね。
彼女もエディ同様、病におかされた役柄で受賞。
やっぱり役柄は、受賞に影響するところ大かもしれません。
★助演男優賞はJ・K・シモンズ(セッション)
この映画「セッション(Whiplash)」は作品賞候補の中で一番気になる!
★美術賞をはじめ、メイクアップ・ヘアスタイリング賞、衣装デザイン賞、作曲賞を受賞したのは「グランド・ブダペスト・ホテル」
しかし、ウェス・アンダーソン自身はアカデミー賞受賞ならずでした。
作品賞にノミネートされている8作品の中で、私が見たのは「6才のボクが、大人になるまで。(Boyhood)」 と「グランド・ブダペスト・ホテル(The Grand Budapest Hotel)」の2本のみ。
なので、作品賞については全くの未知数で結果を見ても「ふ〜ん」てな感じ。
それでも、レッドカーペット&授賞式は見ていて楽しかった〜
ジャレッド・レトとエディ・レッドメインのキュートさだけで、お腹いっぱいです。