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ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

U Want Me 2 Kill Him 〜UK青春モノ〜

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監督:アンドリュー・ダグラス
脚本:マイク・ウォルデン
音楽:ジョン・ホプキンス
(2013年 イギリス制作 92分)

※ネタバレを含みます。結末に触れていますので、ご注意ください

【ストーリー】
16歳のマーク(ジェイミー・ブラックリー)はクラスの人気者。
チャットで知り合ったレイチェルという女性に恋をするが、
彼女には元ギャングのケビンという恋人がいるという。
ある日レイチェルから、彼女の弟ジョン(トビー・レグボ)を
守ってほしいと頼まれたマークだったが、その後レイチェルが
殺害されたとジョンから聞かされる。ケビンが犯人だと確信した
マークに、MI5のエージェントを名乗る人物が接触してくる。

「『ユージュアル・サスペクツ』のブライアン・シンガー
製作総指揮を務め、2003年にイギリスで実際に起こった
インターネット犯罪を映画化した」とあるのですが、
どこまでが真実なんだろう〜。怖いです。

ネットは匿名性が高いから、うんざりするような
書き込みを目にしてしまう機会もあります。
正体を隠した状態を利用し悪意のある発言をするのは
その人の弱さの現れなのかもしれませんね。

しかし、それ以上に怖いのは、、、これを言ってしまうと
ネタバレになってしまうのでハッキリとは言いませんが、
前半、MI5が出てきた時点で、あっこれは完全に
騙されてるな〜とわかってしまいました。もちろん、
その時点で、誰が騙してるのかはわからなかったのですが。

この事件が起きた2003年は、まだまだネット社会の
脆弱性が、広く認識されていなかったんでしょうか。
そいうえば、日本でも急激にインターネットが
普及したのは、Windows95の登場以後でしたね。

一方、16歳のマークが思い込みが激しく純粋で、
洗脳されやすいという点も、ポインとな訳で。
いや〜、若さって怖いけど眩しいわぁ。

謎は早めに解けてしまいましたが、
人気者のマークといじめられっ子のジョン、
この光と影のような二人を演じた俳優さんが
なかなか良くて、そのみずみずしさが魅力です。
キモさを醸し出すジョンの前髪も、印象的(笑)

マークを担当する刑事役にジョアン・フロガット。
(「ダウントウン・アビー」のアンナですね、
マカヴォイ君の「フィルス」にも出てました)
彼女が事件の真相を追求していきますが、
そこは淡々とさらっと描かれています。

まだまだちゃんと人格形成が成されていないマイクは
思い切りネット上の人に影響されてました。
周りに影響されやすい年令で、ネットの世界に
ドッブリ浸かるのは問題がある、依存性が高いと
個人的には思います。
事件のきっかけとなった“チャット”、なんだか
懐かしい響きです。今は“ライン”の時代なのかな〜。

今日ちょっとした上映トラブルがあり、
二度の中断の後、再上映となりましたが
お詫びという事で、出口で招待券をいただきました。
この辺の対応がリーブルさんは良いと思います。
某劇場さんはドリンク券だけでしたからね〜。
ちょっとした事だけど、トラブルの時こそ
信頼を取り戻すチャンス!と思うのでした。

シネ・リーブル梅田 にて鑑賞。