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ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

「マンデラ 自由への長い道」“赦す”が世界平和のキーワード

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公式サイト:http://disney-studio.jp/movies/mandela/
※音声が出ますのでご注意ください

監督:ジャスティン・チャドウィック
製作:アナント・シン
脚本:ウィリアム・ニコルソン
(2013年 イギリス/南アフリカ制作 147分)
原題:A LONG WALK TO FREEDOM

※ネタバレを含みます。結末に触れていますので、ご注意ください

【ストーリー】
2013年12月に亡くなった、故ネルソン・マンデラ自身の
著書「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝」をもとに
つくられた映画。

マンデラ自身や、アパルトヘイトなどの人種差別的立法と戦う話に
興味のある人なら、それなりに熱くなる事ができる映画です。

ただ、ネルソン・マンデラの政治家としての優れた資質が感じとれた
作品としては、「インビクタス/負けざる者たち」の方が
もっと感動的で、映画としての多面性に富んでいると思います。

マンデラ氏の偉業や粘り強い性格など、
彼を尊敬する気持ちには変わりないのですが、
映画としての面白さという点では、満足!という
所まで行かなかったというだけのことです。

マンデラを演じたのはイドリス・エルバ。どうしても
ドラマ「刑事ジョン・ルーサー」のイメージが強くて、
若い頃のイケイケな遊び人マンデラに、あまり知性が
感じられず、粗野に見えてしまいました。
けれど、長い獄中生活を過ごして年を重ねた後の枯れてる
感じが上手く出ていて、段々マンデラ氏に見えてきました。

しか〜し、二番目の妻・ウィニー役のナオミ・ハリス
私、この人を上手いと思った事が一度もないんです(笑)
美人さんで頭も良い方なんでしょうが、どんな役でも
「私はナオミ・ハリスよ」的な感じが見え隠れするというか、
要するに苦手な女優さんです。これが今ひとつ映画に
入り込めなかった要因かもしれませんね。

偉業を成し遂げた人物、その人の人生を描くというのは
なかなか難しいことなのかもしれないなぁと感じました。
特にその人の行いが、一般的に知られていると
どうしても、それをなぞる事になってしまいますから。
マンデラ氏の活動を知らない、お子さんが見た方が
感動するかも。。。でも、それなりの大人な男女の
シーンもあるし、難しいかな。

この映画のために書き下ろされた曲、U2の、
“Ordinary Love”(良い曲 ♪)が流れていたせいなのか、
エンドクレジットで席を立つ人は少なかったです。

大阪ステーションシティシネマ にて鑑賞