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ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

「おとなの恋には嘘がある」おっ気軽に〜

映画 あ行

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監督・脚本 : ニコール・ホロフセナー
(2013年 アメリカ制作 92分)
原題:ENOUGH SAID

※ネタバレを含みます

【ストーリー】
エヴァ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)は、
離婚して10年のボディセラピスト。パーティで出会った
アルバート(ジェームズ・ガンドルフィーニ)と付き合い、
飾り気のない彼に惹かれ始めていた。
新しい顧客のマリアンヌ(キャサリン・キーナー)は
詩人として成功していたが、結婚だけは失敗だっとと言う。
マリアンヌの元夫の悪口を聞いているうちに、
その人物がアルバートだと気付くエヴァだったが。。。

ちょっと辛口のロマンティック・コメディという感じです。
この映画、日本の配給元・20世紀フォックスがあまり力を
入れてないのか(笑)公式ウェブサイトは英語版のよう。

主人公のエヴァはアルバートと一緒にいる事に心地よさを
感じているのに、自分の判断力に自信が持てなくて
マリアンヌから彼について色々と聞き出そうとします。

一度くらい離婚したからって、ここまで慎重になるのって
どうよ?!と、同じ離婚経験者として疑問に思うのですが(笑)
エヴァは何かにつけて自分に自信がないタイプのようです。

そんな彼女の行動が、結果的には周りを傷つけてしまい。。。
この映画に出てくる女性陣って、結構イタイ人が多いですが、
エヴァはあの笑顔とあか抜けてない感じも含め、お母さん的
要素があふれてて、なんか憎めない。娘エレンの親友
クロエが家に入り浸る気持ちは、わかる気がします。

アルバートとエヴァの会話は冗談まじりで、
延々と続きますが、明るく周りに気を使うタイプの
エヴァが言う「冗談をいうのに疲れた」というセリフは
本音っぽくて印象に残ります。

という訳で、この映画は会話のシーンが多いのですが、
例えば「ビフォア・サンセット」(2004年)なんかの
何気ない会話の面白さと、そこが軸となって映画が
成立してしまう感じとは、ちょっと異なります。

この映画での会話はどちらかかというと、ストーリーを
進めるための道具として扱われている感じがします。
人物描写も結構極端で、コメディとしての要素が強い印象です。
1000円という価格だし、軽い気持ちで楽しめる映画ですね。

ところでアルバートという人物、このキャラクターは
好き嫌いが別れそうですねぇ。大らかでもあるけど、うーん。
一緒に見た人と、男性のココが許せる・許せないなどと、
話が盛り上がりそうな映画です。あっ、もちろん女性についても。

アルバート役のジェームズ・ギャンドルフィーニさんは、
昨年の6月に他界されたようです。ご冥福をお祈りします。

シネ・リーブル梅田にて鑑賞。