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ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

「ホビット 竜に奪われた王国」 〜そこで終わるの?!〜

映画 は行

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公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/thehobbitdesolationofsmaug/
※音声が出ますのでご注意ください

監督・脚本:ピーター・ジャクソン
脚本:フラン・ウォルシュフィリッパ・ボウエンギレルモ・デル・トロ
原作:J・R・R・トールキン
(2013年 アメリカ/ニュージーランド製作 161分)
原題 THE HOBBIT: THE DESOLATION OF SMAUG

※ネタバレ含みます

【ストーリー】
小さくて臆病なホビット族のビルボ・バギンズマーティン・フリーマン)と、
勇敢なるドワーフの一行。堅い友情で結ばれた仲間たちは、ドワーフ王国を
取り戻すため、危険な旅に乗り出す。王国を奪ったのは、一頭の竜
スマウグ(ベネディクト・カンバーバッチ)。行く手にあるものはすべて
炎を吹きかけて破壊する、恐るべきスマウグだ。
 (公式サイトより転記させていただきました)

長い間待たされましたが、やっとホビット第二章です。

前作「思いがけない冒険」の感想:http://yururi.hatenadiary.jp/entry/20121216/1355660233

今作も、やたらとオークに追いかけられてる印象が強く
気が抜けませんでした(汗)
映画的には戦いのシーンがあった方が、そして敵が多い方が
盛り上がるということなんでしょうかね?
原作ではオークの登場しない部分も、彼らを駆出してたし。
戦闘シーンが苦手なので、そこは毎回気になってしまいます。

そんな中、やっぱりビルボ・バギンズが中心になるシーンは
なごむし、面白いのです。
森エルフの砦からドワーフ達を樽にのせて逃がしたてホッしたのも
つかの間、自分一人が取り残されたと気づくシーンなんて、
すごい古典的なコメディのパターンじゃないですか!

ビルボというよりも、マーティン・フリーマンのキャラクターが
全面に出てると思います。しぐさがコメディアンなんですよね。
マーティンといえば咳払いと、まんまるに口をすぼめる仕草が頭に浮かびますが、
TVドラマ「フロスト警部」のDavid Jasonnoyにも感じるような、
コメディ俳優独自の雰囲気が、この人もあるなぁという事を今回思いました。

そのせいなのか、かなり悲惨なビルボの道行きが、
そうひどくもないようにも思えてきます(笑)
ただ、指輪をはめたビルボは悪い顔になってましたね〜(怖)

スマウグとビルボが対峙するシーン、想像した通りのビジュアルで
こちらもなかなか楽しかったです。

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それでも、ゴラムとビルボのなぞなぞ合戦ほどの盛り上がりはなかったのですが。
やっぱりゴラムがいないのは寂しい。

今回は、魅力ある人物の登場が多い作品でした。
前作ではわずかにガラドリエルが登場しただけで、女性の登場が
ほぼ無かったのですが、今回は、タウリエルがすごい活躍してました。
やっぱり野郎ばかりじゃむさ苦しいですよ〜
このエルフは、原作にはたぶん出て来なかったと思うのですが、
彼女の存在は大きいと思います。

ウリエル役のエヴァンジェリン・リリーは、才色兼備なのに
庶民的な感じの気さくなお姉さんという個性が、好きです。
「メッセージ そして、愛が残る」(2008年)では
ロマン・デュリスの妻役でした。

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ビヨルン(熊の人)も好きなキャラクター。彼の家を訪ねるいきさつは、
原作のほのぼのした感じとは違ってたけど、時間の関係上仕方ないかな。
演じたミカエル・バーシュブラントはスウェーデンの俳優さんでしょうか?
スサンネ・ビア監督の「未来を生きる君たちへ」(2010年)で
主役の医師役だった人らしいけど、見た目が違いすぎてわかりません。

オーランド・ブルーム、普段はあまり存在感を感じないけど、
レゴラス演じるとすごいピッタリはまるなぁ〜と、感心してしまいます。
一方、レゴラスの父・闇の森の王スランドゥイル(リー・ペイス)は
眉毛が黒過ぎて、今回もそこばっかり気になってしまいました(笑)

しかし、ここで終わると「ちょっと待って〜」という気持ちになります。
まぁ、この問題を解決してしまうとお話が終わったも同然なので
仕方がないとは思うのですが、「思いがけない冒険」の晴れ晴れとした
終わり方と比べると、結構唐突でした。

1週目は2Dで、先日はIMAX3Dで見てまいりましたが、
IMAXはHFR 3D上映のせいなのか、すごく滑らかな映像。
逆にクリアすぎる感じがしないでもなかったかな。
↑気のせいかもしれません。そこまで見る目ないので、ハハ。
所々、カメラの切り替えが早すぎるのか、動きに目がついていけない
感じがしたのは、私の目の老化のせいかな〜。

IMAXは映像に包まれてる感じが良いのと、やっぱり音響が良いですね。
エンディングの曲、英国歌手エド・シーランの“I See Fire”がすごく
素敵なメロディで、歌詞と共にこの曲を聴くだけで泣けてきます。

http://youtu.be/mllXxyHTzfg

 

それから、シネマトゥデイさんの「ニュージーランド訪問記」を見て、
ますますホビット庄に行ってみたくなりました。

http://www.cinematoday.jp/page/A0004057?g_clk=topcover
オークランドから車で南へ2時間、映画のまま復元されて所もあるようです。

今回も前作同様、突っ込みどころ満載でした。
・ビヨルン(熊の人)の家に逃げ込むシーン、掛け鍵をはずさずに
 戸をあけようとして、トーリン以外誰も気が付かない(笑)
・エルフの酒樽はあんなに丈夫なのか? 酒樽の数もいつの間にか
 増えてるみたいだし(笑)
・ネクロマンサーとスマウグの声が同じなんですけど(汗)
・スマウグの火で焼かれたトーリンの、マントだけが焼けて
 本人はすぐ立ち直ってた(笑)

TOHOシネマズ 梅田にて2D版を鑑賞
109シネマズ 箕面にてIMAX3D版を鑑賞