公式サイト:http://royal-affair.net/( 音が出ます!)
監督・脚本:ニコライ・アーセル
製作総指揮:ラース・フォン・トリアー
製作:ルイーズ・ヴェス、シセ・グラム・ヨルゲンセン、ミタ・ルイーズ・フォルディガー
音楽:ガブリエル・ヤレド、シリル・オフォール
(2012年 137分 デンマーク)
原題:EN KONGELIG AFFAERE
※ネタバレ含みます。
【ストーリー】
18世紀後半、精神を病んだデンマーク国王クリスチャン7世(ミケル・ボー・フォルスガール)の
侍医となった野心家のドイツ人ストルーエンセ(マッツ・ミケルセン)。
王の唯一の理解者であり、親友となる一方で彼は、
孤独な王妃カロリーネ(アリシア・ヴィキャンデル)の心も虜にし、禁断の恋に落ちる…。
(公式サイトより転記させていただきました)
15才で会った事も無い相手に嫁ぐ、しかもそれが外国なんてゾッとします。
自分に置き換えて考えたら、まだまだ誰かに甘えたい年頃。
嫁ぐ相手との間に甘い関係も期待したいところだけど、
その相手が精神を病んでいて、自分が尊重されない存在だとしたら。
どう考えても、カロリーネの置かれた状況は不幸だとしか言いようがない。
そんな状況で、知的で生命力に溢れた男性に誘惑されたら、
もうこれはなるようになるしかない!という話ですが、
もっとロマンチックに脚色されています。
思想的な部分で二人の間に共感するものがあったように描かれていますが、
実際はどうだったんでしょうね。
ストルーエンセが行った改革は、その後のデンマークにとって必要だったんでしょうが
その進め方に問題があったのかもしれません。もうちょっと上手くできなかったのかなぁ。
やはり、権力者は周りが見えなくなるのでしょうかね。
137分もあるようには感じられなかったので、意外にもはいりこんでたんだと思います。
マッツ・ミケルセンかっこよかったしね。
クリスチャン7世役の精神を病んだ感じ、ミケル・ボー・フォルスガールが上手かったです。
テアトル梅田にて鑑賞。
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