フレンチ・フィーメイル・ニューウェーブ公式サイト:http://mermaidfilms.co.jp/ffnw/
監督・脚本:ミア・ハンセン=ラヴ
(2010年 フランス 110分)
原題:un amour de jeunesse
※ネタバレ含みます。
【作品紹介】
監督自身が10代のころに経験した初恋をモチーフに描かれたみずみずしい青春映画。
真夏の南仏で燃え上がった2人の恋もヴァカンスの終わりと共に色褪せて…。
(公式サイトより転記させていただきました)
「あの夏の子供たち」のミア・ハンセン=ラヴ監督作品。
あー、なんだろうこの夏の素敵な情景。
若い二人が過ごすサマーハウス、そして再びそこを訪れるカミーユの映像は、
羨ましいくらいの眩しさに満ちていて、見る者を惹き付けるのです。
フランス映画に登場する夏のヴァカンス、田舎ので過ごす夏は、
なぜこんなにキラキラしているのでしょうね。
最近では、「ムースの隠遁」に登場したサマーハウスもとても素敵でした。
物語としては、この映画のコピー「初恋の記憶は永遠に消せない」が
上手く言い表してるかなぁと思います。
個人的な好みとしては、初恋の相手役の俳優さんがちょっとタイプじゃなかったのが残念。
映画自体は好みなんですけど。
ところで、ロメールの映画に登場する女の子なんかにも共通する事なんですが、
自然豊かな場所を歩きながら、なぜ彼女達は口に葉っぱを加えるんだろう? と
ちょっと不思議です。
梅田ガーデンシネマにて鑑賞。