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ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

「ジャックと天空の巨人」 〜何かが足りない〜

映画 さ行

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公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/jackthegiantslayer/

監督:ブライアン・シンガー
(2013年 アメリカ 114分)
原題:JACK THE GIANT SLAYER

※ネタバレ含みます。

【ストーリー】
あの「ジャックと豆の木」を3Dでまるごと体感!高低差1万メートルの大冒険!
あの名作が凄いことに! 想像を超えた映像化
「ジャックと豆の木」が、こんなとてつもない冒険の物語だったとは—!
もしも、天まで届く豆の木があったら? その木を登って雲の上まで行けるとしたら?
誰もが一度は思いをめぐらせたに違いない物語の世界が、度肝を抜く映像になった!
(公式サイトより転記させていただきました)

ファーストデイなので、ミニシアターではなくたまにはシネコンにでも
と思ったのですが、さて何を見ようか迷ってしまいます。

キーラ・ナイトレイ主演の「アンナ・カレーニナ」が、公開中なんですね。
ジョー・ライト監督作品、映像的には興味があるのですが、こういう物語自体、
下手すると退屈してしまいそう。道ならぬ恋に走るヒロインが主人公の
コスチューム・プレイですが、正直あまり魅力を感じないのです。
アーロン・ジョンソンがヴロンスキー役というのも、意外性がない感じです。
ソフィー・マルソーが主演した(1997年)「アンナ〜」も、面白くなかったし。
劇場で見た訳じゃないので、あまり当てにはなりませんが。

「ひまわりと子犬の7日間」、堺雅人さん主演だし気になるんですが、
邦画の気分じゃない。今日はもっと派手なモノが見たい気がする。

「ジャックと〜」はあまり注目してなかったけど、ブライアン・シンガー監督で
(「ユージュアル・サスペクツ」(1995年)しか知らないけど。あれは面白かった)
ロデリック卿役のスタンリー・トゥッチ以外は、ほとんどイギリス人俳優ばかりなのも
気になるし、家に3Dメガネもあるし、これにするか!と。前置きが長くてすみません。

見終わって思ったのは、3D、2Dのどちらでもよいのではという事。
わずか300円の違いですが、特別3Dである意味は今回も感じられませんでした。
いやまぁ、それなりに楽しいんですけどね。

映像は迫力あるし、ストーリーもちゃんと起伏があるのですが、
なんだか地味な印象が残る映画でした。なんでかなー。

主役のニコラスは、ジェニファー・ローレンスの元カレというゴシップ的話題が先攻していて、
日本ではまだ馴染みの薄い俳優さんですね。
良い俳優さんだと思うんですけど、こういう役は似合わないような気がします。
シングルマン」(2009年)のように、繊細さを感じさせる普通の男の子役がしっくりくる感じです。
15〜20年後には味が出て、今よりさらに素敵な俳優さんになりそうな感じがして楽しみ。

そういえば、アーロン・ジョンソン(最近売れっ子!)もジャック役の
スクリーンテストを受けてたみたいです。でも、アーロンは悪い役の方が好きだなー。

今回ヒロインに抜擢されたエレノア・トムリンソンは、気品があって素敵でした。
そして、ユアン・マクレガーを久しぶりにカッコいいと思いましたよ。

ユアン演じる騎士・エルモントが、天空の残ると言った時は、何か悪巧みしている?なんて
一瞬疑ってしまいました。最近は、優柔不断な役か裏のある役の印象が強いせいだと思います。
ところが、今回はちょっと失敗したりはするものの、裏表なんてない勇敢な騎士の役ですから
見ていてちょっと拍子抜けしてしまいました。ちゃんとすればやっぱりカッコいい人なんやん!
最近ちょっと見た目が、ケネス・ブラナー化してきた気がするのが気がかりですが。。。。

ボス的役割の巨人のキャラはなかなか強烈なモノがあるし(2つ目の顔が良い)、
この役がビル・ナイだとは全く気がつかなかったくらい。
巨人を倒す方法とか、オチもなかなか考えられてて面白く作ってあるのですが、
平均点はとっていても何かが足りないような、ちょっと薄味気味の映画でした。
一つ一つのディテールは面白いんですけどね。

TOHOシネマズ梅田 にて3D字幕版を鑑賞。