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ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

「フランケンウィニー」 〜ちょっと風変わりで素晴らしい、この世界!〜

映画 は行

FRANKENWEENIE.jpg

公式サイト:http://www.disney.co.jp/movies/frankenweenie/音が出ます!

監督・プロデューサー:ティム・バートン
(2012年 アメリカ 87分)
原題:FRANKENWEENIE

※ネタバレ含みます。

【ストーリー】
小さな街に暮らす、科学が大好きな少年ヴィクター。
彼の隣にはいつも、最高の相棒──愛犬のスパーキーがいました。
ある日、不幸な事故がスパーキーの命を奪ってしまいます。
その死を受け入れられないヴィクターは、科学の授業で習った“電気の実験”を応用して、
家族にも内緒でスパーキーを生きかえらせることに…。
(公式サイトより転記させていただきました)

ティム・バートンの好きなモノ・遊び心がギュギュッとつまった楽しい!作品。

公式サイトのどこかに“キモ可愛い”というキーワードがあったけど、
程よい不気味さを持つ個性の強いキヤラは、確かに好き嫌いが別れるかも。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」(1993年)や「コープスブライド」(2005年)の
世界観が好きな人なら、もちろんすんなりと入り込め、それぞれのキャラクターに
愛着を持てることは間違いないと思います。

自身が1984年に制作した短編映画「フランケンウィニー」をベースに、
今回はストップモーション・アニメーションで長編映画を撮ったんですね。

ディズニー映画で御馴染みのオープニングロゴがT.バートン風に変化し、
映像がモノクロに変わったした瞬間から、ゾクゾクしました。
映画を見ている時、こういう瞬間がたまりません〜♪

スパーキの動きは無邪気な犬そのもので、ストップモーション・アニメーションで
よくここまで表現できたなぁと感心しきり。
いや、逆にこの手法だからなのか。。。そこんところはよくわからないのですが。

他のキャラクター達も、ぱっと見は決して可愛くないのに
見ている間にだんだん愛おしくなってくるんです。
お母さんのスーザンも、あの見た目なのになんか色っぽいし。

中でも腹黒キャラ(?)のトシアキはお気に入りです。
ヴィクターに助けを求めたすぐ後に、ニヤッと笑って
ムービーを回しつづける悪いヤツなんですが。
死んだペット、亀のシェリーに電気ショックを与えた後、
「どこに行っちゃったの?」と日本語でつぶやいてましたね。

不思議ちゃん(Weird Girl)の声と話し方が面白かったんですが、
声優のキャサリン・オハラさんは、他にもヴィクターのお母さんと
体育の先生も演じていらっしゃるんですね。ホーッ
また、マーティン・ショートさんは、トシアキ、ボブ、町長と三役をこなしてはって
お二人ともカナダの俳優さんですが、芸達者やなぁと思います。

それから、マーティン・ランドー演じるジクルスキ先生がたまらなく好き!です。
舞台となるニュー・オランダという街もそうですが、どこか無国籍な感じが良いですよね。

ガメラもどき、こうもりネコ、巨大化したシーモンキーなど、
いかにもがT.バートンが好きそうなクリーチャーもたくさん登場します。

主人公ヴィクターは、バートン氏の幼少期が投影されているんだろうなぁと思わせる
前半のエピソートも微笑ましい。
光と影のコントラストが美しい、モノクロ映像の良さをビシバシと感じる映画です。
もう一回、今度は3D版を見に行きたい。

梅田ブルク7にて、2D字幕版を鑑賞。