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ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

リッパー・ストリート 第1話〜第8話

TVドラマ(海外)

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AXN Mistery 番組公式サイト:http://mystery.co.jp/program/ripper_street/index_s01.html

原題:Ripper Street
制作:イギリス/2012~2013年(シリーズ継続中)

 

※ネタバレ含みます


今月の頭から2回にわたってAXNミステリで集中放送された
「リッパー・ストリート」
録画していたモノをやっと全部見終わったのでザックリとした感想を。
ちなみにこのドラマ、12月からレギュラー放送されますので
AXNミステリ視聴環境にある方は、今からでも第1話から見られます。

時代設定はあの"切り裂きジャック事件"(1888年)発生から半年経過した
1889年のイースト・ロンドン。リーマン・ストリートにある警察署の
リード警部補と、その部下ドレイク部長刑事、そこに元探偵でもある
アメリカ人陸軍軍医ジャクソン大尉が加わり、凶悪な事件に立ち向かう
という、一話完結の物語です。

勘違いしてたんですけど、“切り裂きジャック事件”をなんとか解決しようとする
刑事のお話じゃないんですね。よく考えると、納得ですが。そうだとしたら、
事件解決が最後までできずに、消化不良になってしまいしまいますもんね。
で、切り裂き事件と類似した犯罪が起こるのは第1話と第8話のみです。
(ただし、フレッド・アバーラインとエドムンド・リードは
切り裂きジャック事件を追った実在の刑事という事です)

印象としては、ちょっとグロテスクな映像も出てくるし、
軽いノリのお話では決してないので、まとめて見ると疲れます(笑)
シリアスかつ見ごたえあるストーリーで、結構心臓バクバクします。

暗くてドンヨリしたロンドンの空、不衛生そうな街の様子など、
いかにもおぞましい事件がおこりそうなこの雰囲気、良いですね〜。

単に事件解決だけを追うストーリーではなく、そこに登場人物の抱える問題や
それぞれの人間関係がからんできます。
特に怪しいのは、ホーマー・ジャクソン大尉(アダム・ローゼンバーグ)。
彼と、彼のパートナーでもある娼館の経営者スーザン、この二人の過去と
その過去が今後の事件とどう関わってくるか、そこが一つの見所にも
なっています。

 

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(左からドレイク、リード、ジャクソン)


エドムンド・リード警部補(マシュー・マクファディン)は
仕事熱心、頭の切れる刑事なのですが、
過去に一人娘のマチルダが消息不明になる事故を経験していて、
それが原因なのか、妻エミリーとの関係は必ずしも上手くいっていないよう。
だから、あの女性とそうなってしまうのか〜。
そこはちょっと納得できないのよ、私。

それにしても、マシューがシリアスな役してると(そんな役が多いけど)、
笑い上戸な彼が、ここでもNG何回か出してるのでは?という考えが、
ふと頭をよぎります(笑)

リードの忠実な部下ベネット・ドレイク部長刑事(ジェローム・フリン)は、
腕力派なのですよね。男純情!という感じで惚れた女性にはとことん弱い。
元軍人の彼は、かなり陰惨な過去(戦争経験)を背負っているようです。

ドレイクはちょっと感情的すぎるというか、感情に引きずられる傾向が
あると思うのです。(過去の恩人に背けないとか。。。。)
リードもどちらかというと人情派なので、ジャクソンがいてくれて
なんとかバランスとってる感じもするなぁ。
という訳で、ジャクソン大尉がクールで頭が切れ、見る者を一番惹き付ける
キャラだと個人的には思います。(お酒と博打にだらしないけどね)

余談ですが、ジャクソン大尉役のアダム・ローゼンバーグは、
WOWOWで放送中の「エレメンタリー(“Elementary”)の第9話
「瞳の中の暗殺者(“You Do It to Yourself”)」 にも
Liam Danow役で出演するようです。

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