ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

「ターゲット」〜それなりに楽しい♪〜

ターゲット [DVD]

ターゲット [DVD]

 

監督:ジョナサン・リン
脚本:ルシンダ・コクソン
撮影:デヴィッド・ジョンソン
(2009年 イギリス/フランス製作 98分)

【あらすじ】
代々、殺し屋家業のヴィクター(ビル・ナイ)は、業界では一目おかれる存在。
ある日、絵画詐欺を働いた詐欺師ローズ(エミリー・ブラント)の
殺しを依頼される。
決定的な殺しのチャンスを逃す間にローズを観察していたヴィクターは
何故か彼女を助けるはめになり。。。。


エミリー・ブラントマーティン・フリーマンが目当てで見る事に。
日本では劇場未公開でDVD化された映画です。

内容的には、800万ドル(Box Office Mojoによる)という
低予算で作られているアクションコメディとして予想の範囲内ですが、
キャスティングが豪華だし、軽く楽しめる作品という感じです。

ジャン・ロシュフォールとマリー・トランティニャン主演の
フランス映画「めぐり逢ったが運のつき」(1993)のリメイクらしいのですが、
どこか他でも見たような気がするストーリー。
ジョディ・フォスターが自分を狙っていた殺し屋と逃避行する映画も
過去にありましたね。

ここでは、主役の二人よりも脇役が面白かったです。
特に、殺し屋ヘクター・ディクソン(マーティン・フリーマン)の
あの悪い顔が(笑)
不適な笑みを浮かべるのですが所詮、二番手というか、
超一流のヴィクターとは差をつけられてる感じがたまらん!
最後はあんなんやし(爆)

ファーガソンルパート・エヴェレット)も、ギャングで怖い人のはずなのに、
間抜けな事をやらかしてくれる雰囲気出してましたね。
ルパート・エヴェレットは、こういうコミカルな役の時が良いです。
「聖トリニアンズ女学院」では、校長(女性)役でかなりハジケてますよね。

  この映画 ↑ は正直、面白いとはほとんど思わないけど(笑)、
コリン・ファースとかも出ててちょっと驚きました。仕事選んでないのかな?

それから、意外にも一番新鮮だったのは、事件に巻き込まれる
青年トニー役のルパート・グリントです。いや、このキャラは
なかなか良かったです。彼にピッタリですね。
オリジナルは未見なのですが、このトニーに当たる役が、
ギョーム・ドパルデューだったようです。。。。(遠い目)

エミリーの小悪魔っぷりもなかなか良かったのですが、
個人的にはもっと屈折した繊細な役を演じている時の方が好みかな。

ところで、今回は楽天レンタルで借りたんですけど
この映画、今月(10月20日)にWOWOWで放送されますやん!
アホですね〜わたし。
WOWOWに加入してはる方は、ぜひご覧ください。