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ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

「人生の特等席」 〜スカッとする気持ち良さ〜

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公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/troublewiththecurve/音が出ます!

監督:ロバート・ロレンツ
製作:クリント・イーストウッドロバート・ロレンツ、ミシェル・ワイズラー
製作総指揮:ティム・ムーア
脚本:ランディ・ブラウン
(2012年 アメリカ 111分)
原題:TROUBLE WITH THE CURVE

※ネタバレ含みます。

【ストーリー】
家庭を顧みず、メジャーリーグ・スカウトマンとして生きてきた父(クリント・イーストウッド)。
視力が衰え、目がかすみ始めた彼の最後のスカウトの旅に手を貸したのは、
父との間にわだかまりを感じ続けてきたひとり娘のミッキー(エイミー・アダムス)。
(公式サイトより転記させていただきました)

イーストウッドの監督作品は切れ目なく公開されているので、意外だったのですが
(そういえば「J・エドガー」(2011)は見てなかった!)
彼の主演映画「グラン・トリノ」の上映からはもう4年も経つのですね。

またも、口は悪いが情には厚い頑固オヤジ! まさにイーストウッドという感じ。
なんで「マディソン郡の橋」(1995)なんて、あんなつまらない役で出たんだろう?!
なんて思ってたら、この映画は監督も彼だったんですね。。。。失礼しました。
これはあくまでも私の個人的な意見という事で、お許しください。

さて、久しぶりの彼の主演映画となった今作品で長編監督デビューされたのは、
長年イーストウッド作品の製作に携わってきた方のようです。
その経験の賜物なのか、イーストウッドの監督作品にも通じるような
安定感があり、着地点わかってはるわぁと納得させられました。

肝心な事が成し遂げられています。カタルシスが得られるのです。

私にとって、この物語の主人公はガスではなく娘ミッキーです。
ミッキーを演じたのがエイミー・アダムスだったせいもあるのですが、
彼女の健気さが愛おしくてギュッと抱きしめてあげたくなります。
それなのに、父ガスは!情けないよ。

自分の気持ちや思いについてちゃんと話さないと理解できないし、
娘が不幸なままだという事を、もうちょっと早く気づいて欲しかったなぁ。
でも今時あんな頭の古いオヤジいるだろうか?
ヨガ=カルトっていう発想があまりにも過去すぎるー。
皆の前で娘を自慢したおすシーンは、微笑ましかったですけどね。

ミッキーに好意をよせるジョニー役の人、顔知ってるけど誰やったっけ?と
モヤモヤしたけど、ジャスティン・ティンバーレイクやったんや。
まぁ、ジャスティンは特に可もなく不可もなしといった感じなんですけど、
おマヌケな役(フィリップ)を憎たらしくに演じるマシュー・リラードがよい仕事してます。

いったんペチャンコになるけれど、最後には逆転満塁ホームラン。
この振幅が大きいストーリー展開は、いかにもアメリカ的かもしれないけど、
それが心地よく思える映画なのです。

それから、ジョン・グッドマンみたいな人が出演してると
作品に安定感と楽しさが加わりますね。

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(2010/03/03)
エイミー・アダムスエミリー・ブラント

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エイミー・アダムスエミリー・ブラントが格好悪くも一所懸命な
「サンシャイン・クリーニング」
、久しぶりに見たくなりました。

大阪ステーションシティシネマにて鑑賞。