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ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

「砂漠でサーモン・フィッシング」 〜ロマンティック・コメディ?〜

映画 さ行

salmon01.jpg

公式サイト:http://salmon.gaga.ne.jp/音が出ます!

監督:ラッセ・ハルストレム
原作:ポール・トーディ
脚本:サイモン・ボーフォイ
(2011年 イギリス 108分)
原題:SALMON FISHING IN THE YEMEN

※ネタバレ含みます。

【ストーリー】
砂漠の国イエメンで、鮭釣りがしたいーそんなバカげた仕事を依頼された
水産学者のジョーンズ博士(ユアン・マクレガー)。
持ち込んだのはイエメンの大富豪(アマール・ワケド)の代理人、
コンサルタントのハリエットエミリー・ブラント)。
不可能!と一蹴したものの、英国外務省も中東との緊張緩和のために
支援を決定、首相まで巻き込んで荒唐無稽な規格が国家プロジェクトに急展開!
(公式サイトより転記させていただきました)

「イエメンにサーモンを泳がせる」なんて突拍子もない話だから、
逆に実話ベースの映画なのかなぁと一瞬思ったんですが、そうではなく
同名の小説の映画化なのですね。日本語版はまだ出版されてないようです。

Salmon Fishing in the YemenSalmon Fishing in the Yemen
(2007/06/14)
Paul Torday

商品詳細を見る

だからなのか、ちょっと想像していたような“達成感動モノ”とは違います。
ジョーンズ博士とハリエットのロマンスが話の中心で、
そこに笑いが加えられたロマンティック・コメディといった印象。

とはいえ、同監督の「カサノバ(2005年)」ほど拍子抜けする位軽すぎる映画ではないし、
これは悪くいうと中途半端、好きな人には頃合いの良い感じと言えるのかも。
個人的には結構好きなテイストでした。

首相広報官マクスウェル(クリスティン・スコット・トーマス)の善良さを感じさせない(笑)
ような割り切ったキャラクターも面白かったし(首相とのチャットも笑える)、
人間的大きさを感じさせるシャイフは魅力的でした。ジョーンズ博士なんかよりずっと。
アルフレッド(ジョーンズ博士)は、妻との関係性が今ひとつピンとこなかったというか、
むしろ奥さんが気の毒な感じがしましたね。ユアンはそのへんの優柔不断な感じを
良く出していて、相変わらず上手いなぁと思いましたけど。

スコットランドの素晴らしい景観、映画館で見る価値がある映像でした。
そして、エミリー・ブラントはやっぱりチャーミングでしたしね〜。
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彼女が出てるというだけで、ちょっと点数甘くなってしまうというのもあります。

大阪ステーションシティシネマにて鑑賞。