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ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

「わたしたちの宣戦布告」 〜永遠の絆〜

映画 わ行

fukoku

公式サイト:http://www.uplink.co.jp/sensenfukoku/音が出ます!

監督・脚本・ヘアメイク:ヴァレリー・ドンゼッリ
プロデューサー:エドワール・ヴァイル
脚本・アート・ミュージックアドバイザー:ジェレミー・エルカイム
撮影:セバスチャン・ブッシュマン
編集:ポリーヌ・ガイヤール
録音:アンドレ・リゴー
音編集:セバスチャン・サヴィーヌ
セリフ編集:リュドヴィック・エスカリエ
ミキシン:ローラン・ガビオ
ファースト助監督:マリー・ヴァインベルジェ
衣装:エリザベス・メウ
美術:ガエル・ウザンディヴァラ
(2011年 フランス 100分)
原題:LA GUERRE EST DECLAREE

※ネタバレ含みます。

【ストーリー】
出会った瞬間から恋に落ちたふたり、ロメオとジュリエット
息子アダムが誕生し、家族三人の幸せな生活が始まったが、
アダムの様子がおかしいことに気づく。病院での診察の結果、
アダムはラブドイド腫瘍という難病に侵されていることが発覚する。
回復する可能性は10%…思いもよらぬ困難に打ちのめされるふたり。
しかし、二人はお互いに励まし、助け合いながら、息子の病魔と闘って行く。
(公式サイトより転記させていただきました)

フランス映画祭(2012)で上映された作品。
今年のフランス映画祭でかかった長編映画は、すべて日本公開が決まっていた(アニメを除く)と
どこかで目にしたのですが、なかなか大阪を離れられない私にはありがたい事です。
一方、映画祭としての意味合いが薄くなってきている気もしないではないですが。

ヴァレリー・ドンゼッリとパートナーのジェレミー・エルカイムの間に起こった事実が
元となっているだけに、想像して描いたというのではなく事実、それも細かい事実までもが
現実感を持って描かれています。
現実では、たとえ深刻な問題を抱えていてもずっと暗い顔ばかりしている訳ではないですよね。

“子供が難病になる”という事を描きながらも、演出に軽さが感じられ、
どこか可笑し味のある映画です。ロメオ&ジュリエットが歌ったりもします。
医者が子供用の電話機を間違えて使ったのも可愛いかったし。
「神様を信じてないけど、祈る」なんてのは、本当に(私も)やりそう。

こういった、どこか自由な伸びやかさみたいなものは、フランス映画的というか
フランス人気質なのかしらんと思ったりもします。個人的には好きです。

この二人、パートナーとしての関係は解消したとしても、永遠の絆を感じられるなんて、
なんだか良いなぁ。大人同士ならではの関係性だと思います。

公式サイト上のこのページでは、使われている音楽が案内されているので
youtubeで気軽に聴けるのが嬉しい。
音楽リスト:http://www.uplink.co.jp/sensenfukoku/music.php

シネ・リーブル梅田にて鑑賞。