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ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

「ファミリー・ツリー」 〜ジョージ・クルーニーに好感〜

映画 は行

DESCENDANTS

公式サイト:http://www.foxmovies.jp/familytree/音が出ます!

監督・脚本・製作:アレクサンダー・ペイン
脚本:ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ
製作:ジム・バーク、ジム・テイラー
撮影監督:フェドン・パパマイケル
プロダクションデザイナー:ジェーン・アン・スチュワート
編集:ケヴィン・テント
衣装デザイン:ウェンディ・チャック
共同プロデューサー:ジョージ・パーラ
音楽スーパーバイザー:ドンディ・バストーン
エグゼクティブ音楽プロデューサー:リチャード・フォード
(2011年 アメリカ 115分)
原題:THE DESCENDANTS

※ネタバレ含みます。

【ストーリー】
オアフ島に暮らすマット・キング(ジョージ・クルーニー)は、人生の転機を迎えていた。
妻のエリザベスが事故にあい、意識不明の昏睡状態となってしまったのだ。
それまで仕事に明け暮れていたマットは、今度こそ良き夫、理想の父親になると誓う。
(公式サイトより転記させていただきました)

冒頭で主人公が力説するように、どこに住んでいたって
人生が辛く感じる時もあれば、幸せな時も存在するのだと想像できるわけですが。
(自由意志を奪われた人々が存在する国々や、紛争・戦争状態にある国は別として)

ただ、アロハに短パン姿、過ごしやすそうな気候、緑豊かな自然を見ていると、
それだけで幸福度数が底上げされてるよなぁ〜と感じます。やっぱり。
必死な思いで駆け込んだ隣家の庭には、ヤギが放し飼いされてるしね。

仕事一辺倒のダメ亭主・ダメ父親という設定のマット・キングですが、
ジョージ・クルーニーが演じると、見苦しい事やっててもなんかカッコいいんですよね。

妻の浮気を知って動揺し慌てて走り出すシーンや(サンダルのつっかけ損ね方が、絶妙でしたね)
スピアーを付けて植え込みから顔を出すシーンなど、コミカルな役を演じられるところも
彼の強み。

アレクサンドラのボーイフレンド・シド、このバカを絵にかいたような若者に対しては
最初はマット同様イラッとした私ですが、いつの間にか、そこにいて当たり前的な、
なくてはならない存在になっていて、不思議なキャラクターでした。

妻のエリザベスが浮気に走ったのは、マットが家庭をないがしろにしてた事だけが原因なのか、
何故スピアーに本気になったのか、所詮その程度の女性だったのか、そのあたりが
ちょっとモヤッとします。夫婦の人間関係があまり見えてこなかった。

そんな風に、出てくる人たちは良い人ばかりっていう訳じゃなくて、例えば妻の父親とか
(「娘に金をもっと使わせてやってれば」的な発言は、なんかおかしいよね)、
スピアーの妻ジュリーは、病室でエリザベスに激しい言葉を浴びせるし。
それでも、意外にこういうのが現実かもしれませんね。

ハワイアンキルト、ハワイアンミュージシャンの音楽など、ハワイづくしのこの映画、
ちょっとハワイ観光のプロモーション映画のようにも見えてしまいました。

TOHOシネマズ なんばにて鑑賞。