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ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

「キツツキと雨」 〜味付海苔の正しい食べ方〜

kitsutsuki

公式サイト:http://kitsutsuki-rain.jp/音が出ます!

監督・脚本:沖田修一
脚本:守屋文雄
撮影:月永雄太
美術:安宅紀史
編集:佐藤崇
照明:高坂俊秀
録音:岩丸恒
音楽:omu-tone
主題歌:星野源
(2011年 日本 129分)

※ネタバレ含みます。

【ストーリー】
小さな山あいの村にやって来たゾンビ映画の撮影隊。
なぜだか手伝うことになった木こりの克彦(役所広司)は、
プレッシャーに弱く使えない新人監督の幸一(小栗旬)にイライラする。
しかし、幸一は克彦との交流で自分を取り戻していき、二人のいい関係が
イマイチかみ合わなかった撮影現場にも不思議な影響を与え始め…。
(シネマトゥデイより転記させていただきました)

小学生の頃、味付海苔が好きで勝手におやつにしてたんですが、そんな食べ方をする人が他にもいるとは!
克彦と幸一がムシャムシャ食べてたのは味付海苔ですよね(手がベタベタするって言ってたし)。
大人になってから焼き海苔派になったので、最近は味付海苔には見向きもしなくなってたんですが、
久しぶりに食べてみたくなりました。(翌日白いご飯を巻いて食べたら、懐かしい味で美味しかった)

「南極料理人」ほどではないですが、この映画も食べ物が印象的です。
克彦が朝から焼く玉子焼きとか、かぼちゃの煮付とか、餡蜜とか。
餡蜜を食べる前に二人が食べてた麺類はいったい何なのかとか、妙に気になってしまいます。

笑いに関しては「南極料理人」のようにギャハハと笑うところは無かったですね。
どちらかというと、ムフフでニヤッな感じです。
一番のツボは後半、露天風呂での幸一の動きかな。克彦と逆転していて。
脚本にあるわけじゃなく現場で決まった動きだと、監督のインタビューにありました。

元々チェーンソーは得意という役所広司さんは、どこから見ても山の男に見えます。
役所広司さんが上手いのは当然な気もするんですが、小栗旬さんも役にはまってましたよー。
いつも口が半開きでいかにも口呼吸してる感じとか、
幻聴に悩まされながらついついゲンを担いでしまうナイーブなところとか、
キャラクターが立ってて面白かったです。

それにしても、映画の中で撮影されているあのゾンビ映画、いくらなんでも酷すぎるでしょ。
ちょっとレベル低すぎて、映画づくりがユメのあるものとして伝わってこなかったのは残念。
ちなみに、劇中映画のヒロイン役は「ちふれ化粧品」のTVCMで時々お見かけする“あさみちゃん”です。

そうそう、美濃弁では“おんし=あなた”なんですね。なかなかいい響きの言葉です。

なんば パークスシネマにて鑑賞。