公式サイト:http://5050.asmik-ace.co.jp/(音が出ます!)
監督:ジョナサン・レヴィン
脚本:ウィル・レイサー
製作:セス・ローゲン、エヴァン・ゴールドバーグ、ベン・カーリン
製作総指揮:ネイサン・カヘイン、ウィル・レイサー
撮影監督:テリー・ステイシー
編集:ゼン・ベイカー
プロダクション・デザイン:アニー・スピッツ
衣装:カーラ・ヘットランド
音楽:マイケル・ジアッキノ
(2011年 アメリカ 100分)
※ネタバレ含みます。
【ストーリー】
酒もタバコもやらない陽気な青年アダム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は
27歳でガンを患い、5年の生存率は50パーセントと宣告される。
職場の同僚や恋人、家族が病気を気遣い神経質になっていく中、
悪友カイル(セス・ローゲン)だけはいつも通りに接してくれていた。
何とかガンを笑い飛ばそうとするアダムだったが、刻々と悪化していく病状に動揺を隠せなくなってしまう。
(シネマトゥデイより転記させていただきました)
ジョセフ・ゴードン=レヴィットが几帳面で気弱な主人公にピッタリで、あの憐れみを誘うような様子に
ちょっとイライラさせられながらもハマッてしまいます。
犬顔のアダムとグレイハウンド(引退したドッグレース犬)のコンビも、面白い絵ヅラですし。
同じくジョセフが主演の「(500)日のサマー」と共通する部分も多かったような。
綺麗な女性に振り回されがちなキャラクターや、音楽が印象的だったのも。
詳しい曲目が気になるんですが、サントラは出てないみたいですね。
冒頭、ジョギングしているアダムが、車が走ってないのに青信号に変わるまで待っている姿が、
彼の性格をあらわしてて印象的やったなぁ。ここでの音楽の使い方も上手いし。
そしてセス・ローゲン演じるカイルが、いかにもオゲレツ!で笑えるキャラですが、
最後にはちょっとホロッとさせられます(涙)。
真面目で融通のきかないセラピスト・キャサリン役にアナ・ケンドリック、
過保護で口うるさい母はアンジェリカ・ヒューストン(「グリフターズ」での母役を思い出しました)、
元彼女レイチェルにブライス・ダラス・ハワードと、女優陣も個性派揃いで、楽しい。
「ガン闘病記」的な要素も持ちつつ、笑える映画。
この監督のジョナサン・レヴィンも、「(500)日のサマー」の監督マーク・ウェブも、
共に1970年代生まれなんですねー。この年代のアメリカ人監督にも、今後期待したい。
TOHOシネマズ梅田にて鑑賞。