NHKBSプレミアムで不定期に放送される「額縁をくぐって物語の中へ」という番組、
録画しておいて、欠かさず見ています。
タイトル通り、その日に取り上げる絵画の中に案内役(池田鉄洋さんと、ふせえりさん)が入り、
絵画が描かれた時代背景やいきさつ等を調査し、絵の謎を解くといった内容です。
3DCGやアニメーションを使い、まるで生きているかのように動き出す絵を見るのも面白いし、
案内役の二人(どちらも私の好きな俳優さん)が、ちょっととぼけた味を出しているのも楽しい♪
絵を読み解くという意味では、西洋文化史家・中野京子さんの「怖い絵」シリーズも面白いですね。
「怖い絵」で人間を読む (生活人新書) (2010/08/06) 中野 京子 商品詳細を見る |
中世から近世にかけて描かれたヨーロッパの絵画を見る時、何となく不気味に感じる事ってありますよね。
そこいらあたりのモヤッとした気分を晴らしてくれるし、絵が身近に感じられるようで好きです。
これは個人の好みで、「そんな事知りたくないし大きなお世話よ」と思う方もいるかもしれませんが、
「怖い絵」のシリーズが売れたのは、やはりそんな本を待っていた方が多かったという事なんでしょうね。