ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

「ジュリエットからの手紙」 〜ちょっとベタやけどHappy♪〜

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公式サイト:http://juliet-movie.jp/音が出ます!

監督:ゲイリー・ウィニック
脚本:ホセ・リベーラ / ティム・サリヴァン
撮影:マルコ・ポンテコルヴォ
音楽:アンドレア・グエラ
(2010年 アメリカ)
原題:LETTERS TO JULIET

※ネタバレ含みます。

【ストーリー】
ロンドンに暮らすクレア(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)のもとに1通の手紙が届く。
その内容は、50年前に彼女がイタリアで恋に落ちた男性との愛を貫けなかった苦悩を、
ジュリエット宛につづった手紙への返事だった。
その男性と再会することを決めたクレアはイタリアへ向かい、
返事を書いたソフィー(アマンダ・セイフライド)と共に初恋の人を捜す旅に出る。
(シネマトゥデイより転記させていただきました)

愛と情熱の国イタリア、そして愛の都ヴェローナが舞台のラブストーリです。アモーレ!
もうそれだけで、ちょっとしたワクワク感があるんですが、
オープニングクレジットの映像も(ありがちとはいえ)可愛いんです。

同監督作品、ケイト・ハドソンアン・ハサウェイがW主演の「ブライダル・ウォーズ」(2009年)は、
なんか浅いなぁと感じるあまり笑えないコメディでしたが、今作品はもっと話の広がりがあります。

どこまでも青い空と緑の草原。牧歌的な映像も魅力的。
ロケ地の一つでもあるオルチャ渓谷は、世界遺産なんですね。

そして、ヴァネッサ・レッドグレイヴが実生活でもパートナーのフランコ・ネロ
共に出演している事も、この映画のクオリティを上げています。

私的にサプライズやったのは、なんだか妙にハイテンションなソフィーの婚約者
ビクター役がガエル・ガルシア・ベルナルやったこと。全く知らなかったので
妙に嬉しかったな。

エンディング曲、Colbie Caillat(コルビー・キャレイ)の“What If”や
劇中歌、Taylor Swift(テイラー・スウィフト)の“Love Story”は
いかにもアメリカ的やけど、より明るく気分を盛り上げてくれます。

ゲイリー・ウィニック監督は今年2月、49歳という若さで他界されたようです。合掌。

シネ・リーブル梅田にて鑑賞。