ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

映画「トイレット」と“ナイト・トゥ・リメンバー”♪

toilet

公式サイト音が出ます!

監督・脚本: 荻上直子
撮影:マイケル・レブロン
編集:ジェームズ・ブロックランド
美術:ダイアナ・アバタンジェロ
音楽:ブードゥー・ハイウエイ
衣装:堀越絹衣
フードスタイリスト:飯島奈美
(2010年 日本)

※ネタバレ含みます。

【ストーリー】
プラモデルオタクのレイ(アレックス・ハウス)は母の死後、
パニック障害を抱えた兄モーリー(デヴィッド・レンドル)、
人をばかにした目で見る大学生の妹リサ(タチアナ・マズラニー)、
そして“ばーちゃん”(もたいまさこ)と母の残した家で暮らすことになる。

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 なんか笑っちゃう♪

こんな風にまったりとした空気をかもし出している作品は、見ていて居心地がいいんです。
じわじわとくるこの感じは、いったい何なのか。
荻上作品の中では、もしかして一番好きな映画になったかもしれません。

荻上さんは、ネコと食べ物の使い方が上手いですよね。
今でこそ“食”がクローズアップされている映画は多いですが、
かもめ食堂」(2006年)の頃はそんなに無かった気がします(日本映画では)。
今回は猛烈にギョーザが食べたくなって。あ〜、ビールとギョウザ!
好きな事が一貫している感じがするのが、荻上監督の好きなところかなぁ。

もたいまさこさんの存在感はやっぱりすごくて、「めがね」は個人的にそれほど好きな映画では
なかったけど、もたいさんの登場するシーンは何故か心地よかったんですよね。
西の魔女が死んだ」に主演されていたサチ・パーカーさんも出てはって、
もたいさんとの凹凸コンビぶりが面白い絵ヅラになってました。

ラスト、レイがトイレで泣くシーンでは一瞬「このシーンはいらないかも」等と考えていた私ですが、
すみません!そういう事なら全然OKでした。もっと素直に映画を楽しまないとね。反省。
いいなぁ、このオチ。視覚的・聴覚的(しつこいようですが、ギョーザの焼けるジューッ!という
音が耳に残ります)効果も効いてて、楽しい映画です。

美しい紅葉が閑静な住宅街に映えていて、素敵でした。カナダも一度は訪れてみたい国です。
それにしても、“センセー”はおそろしい程“美猫”でしたねぇ。

梅田ガーデンシネマにて鑑賞。

そして、同じ梅田スカイビルではマイケル・ジャクソンの公式展
「ネバーランドコレクション」
が開催中なんですが、
8月29日のマイケルの誕生日を含むこの週末3日間はイベントが行われます。
29日のイベントには、バックダンサーだったYuko Sumida Jackson(ユーコ・スミダ・ジャクソン)さんと、
あのJeffrey Daniel(ジェフリー・ダニエル)がゲストとしてパフォーマンスを披露するようです。
ジェフリーの姿を生で見たい気もするけど、人ごみは嫌いやし。。。。悩むところです。

ジェフリーが参加していた頃のSHALAMAR(シャラマー)の大ヒット曲。
もちろん、バックスライド(ムーン・ウォーク)も披露してます。

http://www.youtube.com/watch?v=sorYvJHI-Yo&feature=player_embedded
ソウル・トレイン出身のジェフリーですが、彼の踊りってなんか品があるですよね。
この時代のちょっと古い感じがまた、たまりません。いつ聴いてもいい曲やなぁ〜。

neverland01      never land 02

↑屋外にあるネヴァーランドのゲート  ↑献花台には、マイケルの好きなヒマワリの花が。