Whip It (2009/12/01) Original Soundtrack 商品詳細を見る |
↑音楽の使い方、心得てますなぁ〜!
公式サイト(音が出ます!)
監督・製作:ドリュー・バリモア
製作:バリー・メンデル
製作総指揮:ピーター・ダグラス/ナンシー・ジュヴォネン/キルステン・スミス/
ネイサン・カヘイン/ジョー・ドレイク/クリス・ミラー
原作・脚本:ショーナ・クロス
(2009年 アメリカ)
英題:WHIP IT
【ストーリー】
母親の期待を背負い地元の美人コンテストに出場し続けているブリス(エレン・ペイジ)は、
テキサスの田舎町ボティーンに住む高校生。
ある日、隣町オースティンへ買い物に出かけたブリスは偶然、ローラーゲームの存在を知る。
ドリュー・バリモア×エレン・ペイジ 2つの才能の乗算で、ゴキゲンな脱力系作品が誕生!
気持ちのいい窓際に並ぶ鏡の前。支度をする白いドレスを着た少女達。
オープニングの印象的な映像。ブリスのママが望む世界の象徴でしょうか。
そんな世界とは対照的に、ロックテイストなブリスのファッション。
カリカリのエレン・ペイジにマッチしてた。
ストライパーのTシャツがお母さんお下がりという事は、ブリスのママ、昔はヘヴィメタ好きやったのネン。
“ジョリーン”の替え歌“ボティーン”♪や、ラモーンズの曲にあわせたエアギター等、
ティーンネイジャー的はじけっぷりが音楽に乗っかって、こちらにも伝染するよう。
そんなカットは、お姉さま達ローラーガールズのシーンでも形を変えて繰り返されてました。
バスルームパーティで、笑いながら彼をボコボコにするドリューは可愛い!
さらには、プールにもぐってするキスや、車の上で二人で歌うシーン等、楽しくて心浮き立つ
ラブシーンを撮るのがなんて上手いんでしょ。1時間52分も上映時間があったとは思えないほど楽しかった。
「JUNO」と甲乙つけがたいくらい、エレン・ペイジの魅力も満載!
寒ーい司会者ジョニー・ロケット(ジミー・ファロン)もユニークやったけど、
女子にコケにされてるコーチのレイザー(アンドリュー・ウィルソン)は
70年代西海岸ロックミュージシャンの生き残りみたいな風貌で、やたらオヤジ臭い雰囲気が良かった!
ウィルソン兄弟の中では一番影の薄いアンドリューやけど、ヒゲフェチの私は吸い寄せられましたよ〜。
まるでドン・ヘンリーみたいなアンドリューのヒゲヅラを見たい方は、こちらのインタビュー動画をどうぞ。
「ローラーゲーム」懐かしいです。昔、サンテレビで放送してたのを見てました。
ルールはよくわかれへんかったけど、子供心に衝撃やったなぁ、ちょっと暴力的で。
東京ボンバーズの佐々木陽子さん! 彼女をブロックするアメリカ人選手が憎たらしかった。
この映画ではホリー・ローラーズの鉄人メイビン(ジュリエット・ルイス)が憎まれ役でしょうか。
↓ジュリエット姉さん、ウエスト周りのはみ肉が悲しいですっ。シクシク
面白いだけじゃなく、親と子の関係性や自分を信じる事等、自身の問題として振り返る事のできる
要素が含まれた映画。演劇界のロイヤル・ファミリー、バリモアの存在感ここにあり!ですね。
大阪の上映、TOHOシネマズ梅田だけなんですよねー、しかもシアター5!←ちっちゃい。
ここは後ろの方でも、私の好きな端っこの席だとちょっと見づらいという横長なシアター。
なんでかな? あまり集客力のない映画という判断をされてるんでしょうか?
普通に面白くて観客を選ばない、たくさんの人が楽しめる作品だと思うんですけどね。
劇中でこれ↓が何度か映ってました。ダニエルジョンストンのドキュメンタリーは気になりつつも未見。
悪魔とダニエル・ジョンストン [DVD] (2007/04/11) ダニエル・ジョンストン 商品詳細を見る |
TOHOシネマズ梅田にて鑑賞。