ALiCE IN WONDERLaND (2010/04/14) サントラ 商品詳細を見る |
監督:ティム・バートン
原作:ルイス・キャロル
脚本:リンダ・ウールヴァートン
音楽:ダニー・エルフマン
(2010年 アメリカ)
【ストーリー】
白ウサギと遭遇したことによって不思議の国へと迷い込んだアリス。
そこは、美しくもグロテスクなファンタジーワールドで、
トゥィードルダムとトゥィードルディーや、赤の女王と
その妹で慈悲深い白い女王たちに出会う。(シネマトゥデイより転記させていただきました)
公式サイト(音が出ます!)
久しぶりに“特典付き前売り券”を買いました。
いつのまにか、アリスは大人になってましたヨ〜。
アリスがうさぎの穴に落ちる前までのエピソードにワクワクしました。
ドラマや映画でおなじみのイギリス人俳優がたくさん出演してて嬉しいし♪
「バーナビー警部」のスコット巡査が、この映画でも女性にだらしない役で笑ってしまいました。
声の出演もマイケル・シーンやアラン・リックマン(芋虫にピッタリ!)といったイギリス人俳優達。
よく考えたら、ルイス・キャロルの時代ヴィクトリア朝のお話ですもんね。
赤バラのはずの場所に白バラが植えられている等といったセリフも楽しいし。
その後、穴に落ちてからの展開がちょっと長かったかな。この扉の広場の場面はあまりにも
オリジナル「不思議の国のアリス」が頭に残ってますからね。ここは違う展開だともっと変化があって
面白かったかもと思います。
こうゆう役の時のジョニー・デップは、ホントにイキイキしてますね〜。
ジョニーのわざとらしいビックリ顔を久しぶりに見て楽しい気分が盛り上がりました♪
赤の女王ヘレナ・ボナム=カーター、もともと顔が大きめなせいか全くあのデカ頭に
違和感無しなのが可笑しかった。対照的に見える赤の女王と白の女王でも癖がそっくりだったり、
言葉あそびを含め気が付かなかったコネタがもっとありそうで、また見に行きたいなぁ。
ティム・バートンらしい、ちょっとおどろおどろしいようなスミ色のかかった感じの世界が展開されてます。
3Dである必要はそれほど無かった気もするような。ピンポイントの3D効果という感じ。
それでも最後の方の、蝶々がこちら側に飛んでくるシーンは結構肝心ですし、
別世界へのトリップ感を高める為にも3Dの方がいいとは思うんですけど、やっぱりメガネが鬱陶しい。
裸眼で3Dを見られるシステムが採用されれば、もっと3D映画が楽しくなるかもしれません。
この時代の女性が自らの意思で生きていく!なんていう展開はありがちかもしれないけど、
19歳のアリスの清清しい表情が印象的です。ミア・ワシコウスカが素晴らしい!
TOHOシネマズなんばにて鑑賞。