ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

南極料理人

南極料理人 サウンドトラック南極料理人 サウンドトラック
(2009/08/05)
阿部義晴/ユニコーンユニコーン

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監督・脚本:沖田修一

【ストーリー】
西村(堺雅人)は南極の昭和基地からも遠く離れた陸の孤島、南極ドームふじ基地
料理人として派遣される。妻(西田尚美)と娘を置いての単身赴任生活で、
彼は8人の男性南極越冬隊員たちの胃袋を満たすという大役を任される。
基地では雪氷学者(生瀬勝久)をはじめ、雪氷サポート隊員(高良健吾)らが
彼の料理を心待ちにしており……。(シネマトゥデイより転記させていただきました)

「西村役に堺さんをキャスティングした理由は、彼が料理をしている姿が見たかったから」
と沖田監督。

ありがとうございます! 監督さん、私たちの欲求がわかってらっしゃるようでもあり。 
堺雅人さんが、愛を込めて手際よさそうに料理している姿にホレボレしてしまいました。
手前味噌ですが、うちの夫も毎日料理してます。男の人のテキパキした姿は
いつ見てもいいよなぁ。
それがまたあの堺さんな訳ですから、ええ。今回かなりミーハーな感想になってしまいました。

夕ご飯食べずに映画館行った事もかなり影響してると思われますが、
出てくる料理が片っ端からおいしそう。普通の家庭料理風なんですけど。
魚のフライ、レンコンの天ぷら、ブリ照りなどなど、どれも食をそそる!

食べ方にも隊員たちそれぞれ個性が出てて面白い。
この作品かなり笑い度が高くて、こんなに声を出して大笑いしたのは久しぶりかも。
シチュエーションも特殊なんでいろいろネタにはつきません。

それにしても、この脚本は原作のエピソードをそのまま使ってるのかしらん?
そうだとしたらあまりに面白いので、ぜひ原作を読んでみたいと思います。
一番ウケたのは、ネタバレになるので詳しくは言えませんが
「なんか、楽しい!」の一言でしたね。

面白南極料理人 (新潮文庫)面白南極料理人 (新潮文庫)
(2004/09)
西村 淳

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6月になるとほぼ一日中闇につつまれる基地、男ばかり8人。
そんな陰鬱な雰囲気をムリにでも笑いとばしてって感じで、実際の隊員さん達は
過ごされてたんでしょうかね?! そこんところもちょっと気になります。

久しぶりに食べるラーメンのシーンには、こちらもたまらない気持ちに!
次の日のお昼は迷わずお一人さまでラーメン店に入りましたよ。美味しゅうございました。

後半、割烹着を着た堺さんは言うことも含め、まるでお母さん。
あー、癒された〜(この言葉、ちょっとこそばゆいけどね)。

テアトル梅田にて鑑賞。