ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

GOEMON

GOEMON オリジナル・サウンドトラックGOEMON オリジナル・サウンドトラック
(2009/04/22)
サントラ

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監督・原案: 紀里谷和明
(2009年 日本)

織田信長(中村橋之助)を暗殺した明智光秀が討伐され、
豊臣秀吉(奥田瑛二)が天下を取った時代。
超人的な身体能力を武器に金持ちから金品を盗み、貧しき者に分け与える盗賊・
石川五右衛門(江口洋介)がすい星のごとく現れ、庶民を熱狂させる。
そんな中、五右衛門は盗み出した財宝の中に重大な秘密が隠されている
南蛮製の箱を見つけるが…。(シネマトゥデイより転記させていただきました)

えぐっちゃんカッコいいねぇ。
ちょっぴりミーハー気分が盛り上がる。

1990年代はじめ、今以上にTVっ子だった私は朝日系の刑事ドラマで
江口洋介さんを見て(すぐ殉職しちゃったけど)「日本人でも長い髪が似合う人が
いるんやぁ」とすっかりファンに。
その前に「春日局 」の徳川家光役をやってはった時は印象薄かったんですけどね。
話は脱線しますが、フジテレビ「その時、ハートは盗まれた」に一色紗英さんや
内田有紀さんと出てた木村拓哉さんも、長い髪が似合ってて可愛いかったなぁ。
いわゆるロン毛のハシリですね。

しかーし、長い年月と共にその存在感も薄れつつあった(私の中で)江口さんですが、
今回改めてカッコいいやん!と再認識しました。
破天荒でちょっとおバカなキャラはピッタリきてたんじゃないでしょうか。

大沢たかおさんも役の暗い雰囲気にはまってていいなぁと思う反面、
石田三也役の要潤さんはちょっといただけなかったかな。
滑舌悪くてセリフが今いち聞き取れないしね。

広末さんはセリフが少なかったせいか、今回は「おくりびと」の時ほど寒くはなく、
ちょっとホッとしました。その容姿は役柄に合ってる様に感じましたし。

オープニングから思いっきりCG。ハッとする奇麗な映像。
なんだか初めて「ファイナルファンタジー10」をプレイした時の気分を思い出した。
FF10では「マカラーニャの森」や「幻光河」といった一つ一つのフィールドが
個性的で美しかったから。
寺院を巡るという設定やヒロインの衣装がちょっとアジアンテイストで
和洋ちゃんぷるみたいな独特の世界観やったから、この作品となんか似てるなぁと
感じたのかも。
そういえば、広末涼子さんの雰囲気もFF10のヒロイン、ゆうなにどことなく似ている。

特に新しさを感じることはありませんでしたが、登場人物のキャラたってるし
こういう映画があってもいいかな、楽しいかなという印象。

ちょっとCGが強引すぎて(ストーリー同様)笑っちゃうシーンが何か所があったけど、
ご愛嬌でしょうか?!
あとは、俳優さんのクオリティを統一して欲しかったかな。
一人二人気になる人が出てるだけで、バランス崩れてしまいますから。

初めてファイナルファンタジー10をプレイした時、
すごく楽しかったのを思い出した。
引っ張り出して、またやろっかなぁ。

なんばパークスシネマにて鑑賞。