ジェイン・オースティンの読書会 [Blu-ray] (2008/09/24) エミリー・ブラントマリア・ベロ 商品詳細を見る |
昨年、梅田シネ・リーブルで鑑賞した時の感想はこちら
劇場でこの映画を見た時、私が読んでいたJ.オースティンの作品は
「分別と多感」(映画「いつか晴れた日」原作)
「高慢と偏見」(映画「プライドと偏見」原作)
の2作品だけでした。
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この映画を見たらがぜん他の長編も読んでみたくなる訳ですよー。
なんせ読書会ですから、登場人物についての感想を語り合うシーンが出てきて
「マンスフィールドパーク」について
ーファニーは誠実、そして一途よ。
ーそうね、でも彼女は他人の欠点に厳しいわ。
「エマ」について
ーエマとナイトリーには情熱がないわ。
フランクとフェアファクス嬢は行いの悪さに恋を感じる。
などなど。
という訳でその後すぐ、未読の作品
「マンスフィールド・パーク」
「エマ」
「説きふせられて」
をまとめ買いして、いっきに読みました。
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「ノーサンガー・アベイ」は文庫本が出てなかったので
見送ってしまいましたが。←この辺が中途半端でスンマセン( ̄▽ ̄;A
この映画、DVDで見てもやっぱり面白い。女性のおしゃべりとそれぞれの人生。
登場人物それぞれのキャラがたっていて、キャシー・ベイカー演じるバーナデット
みたいな友人が回りにいたら楽しいでしょうね。
「男は人に口をはさませないのよ」と言いながら、しゃべり続けてプルーディーに
口をはさませないバーナデットがおかしい。
そして、読んでからまた時間をおいてこの映画のDVDをみたので、
またJ.オースティンを読み返したくなるという現象が起きる訳です。
最近この楽しみ方にはまってまして、
大好きな作品をDVDで見て原作を読み、またDVDを見るという
きりのない事を繰り返しております。ハァーッ。
あっ、でもこの映画の原作は読んでなかった!
ジェイン・オースティンの読書会 (2006/01) カレン・ジョイ ファウラー 商品詳細を見る |
J.オースティンは娯楽的要素も強いので読みやすいですよね。
ユーモラスかつ辛辣で皮肉っぽいところが好きなんで、
「高慢と偏見」がやっぱり一番面白いかなぁ。映画「プライドと偏見」が
好きなんで、あわせて楽しめるところが大きいかもしれません。
地味なんやけどなんだか読み返したい「説きふせられて」も
映画化されているらしいので(「待ちこがれて」)気になるし、
まだまだJ.オースティン熱は続きそうです。
そして、映画の中でSF通のグリッグがジョスリンに進めていたこの2冊。
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このどちらかはさっそく買って読むつもり。
未知の分野からすぐれた作品をお勧めしてくれる、
そんな友人もしくは、グリッグみたいな恋人がいればサイコーですねぇ。ヾ(〃▽〃)ノ