ゆるり鑑賞 Yururi Kansho

映画や海外ドラマ、たまに本の感想を基本ネタバレで

ONCE ダブリンの街角で

あけましておめでとうございます。昨年はお越しいただきありがとうございました。
拙い文章を綴っておりますが、今年もよろしくお願いいたします!

さて、今年最初の映画鑑賞。すんばらしい!作品との出逢いが
めちゃ嬉しい年明けになりました。ヾ(〃▽〃)ノ
今日は続けて観た2本がどちらも良かったので、幸先いいぞっ!って感じです。

まず、1本目はこの作品。

ワンス ダブリンの街角で オリジナル・サウンドトラックワンス ダブリンの街角で オリジナル・サウンドトラック
(2007/10/17)
サントラ、グレン・ハンサード 他

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監督: ジョン・カーニー
(2006年 アイルランド)

【物語のはじまり】
アイルランド、ダブリンの街角でギターをかき鳴らし自作の歌を唄う
男(グレン・ハンサード)は、ある日一人の女(マルケタ・イルグロヴァ)と出会う。
チェコ移民だというその女は、男に10セントのチップを払いあれこれと質問する。

アイルランドの人気ロックバンド“ザ・フレイムス”のフロントマン グレン・ハンサードと、
彼のソロアルバムでも共作したマルケタ・イルグロヴァが主演。
また、監督は“ザ・フレイムス”の元ベーシスト、ジョン・カーニー。

音楽の持つ力を再認識しました。なんとも素敵な作品。
楽器店で初めて二人が一緒に演奏するシーンからドキドキして。
女性がとまどいながらも、彼の曲に合わせて歌い・弾くところが良かったぁ。
誰かと一緒に音を奏でるという事をしてみたくなりましたよ。
(これといって満足に楽器が弾けないから、せめて歌だけでもいいなー)

少しドキュメンタリーの様なタッチで作られている素朴な感じにも好感持てました。
いかにも予算が低そうな映画ですが、そんな事関係ない!

音楽のシーンがめちゃ多いこの映画、別に“ザ・フレイムス”のファンでなくても、
この手の音楽が特に好きな人でなくても楽しめると思います。私自身、
グレン・ハンサードの声や歌い方や音楽性は好みではありませんが、染みましたー。
それにマルケタ・イルグロヴァの透き通った声はステキ。
エンドロールで流れる曲も堪能して、音楽に浸った87分でした。

梅田ガーデンシネマにて鑑賞。